2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ファーバカステル社の筆記具は通常の筆記具より微妙に芯が太く、それに伴って全体の径も太い。通常の鉛筆その他の直径が総じて約8mmであるのに対して、アルブレヒトデューラーだと10mm程度はある。この事が、ある部分で非常に厄介なのだが、さあ、普…
「結構、長くやられてるんですか?」 「そうすねーまあ、発表とか超・久しぶりなんですけどー。まあしばらくブランクあったんですけど、やってる事は学生時代から変わってないかな?みたいな。(笑)」 「てか、なんで、こんな事やってるんですか?」 「うーん…
調子が上がらないまま制作。でもやる事はやる。また画材が足りなくなってきた。明日買いに行かないと駄目だ。。水溶性色鉛筆を使っているのだが、ファーバカステル・アルブレヒトデューラーというヤツを愛用している。というか、これ以外のヤツは、どうもし…
まだインターネット通販が存在しなかった頃のような昔の話だが、レコードとかCDとかの録音物いうのは、ちょっとレアなヤツとか、マニアックなものになると、その存在を知ったとしてもなかなかすぐには入手できなかった。まず地元(田舎)のレコード屋に行っ…
たとえば、絵をずっと描き続けているとして、描けば描くほど学習して、今まで上手くいかなかった事が上手くいくようになって、その結果上達して、どんどん良い方向に進んでいけるのか?といったら、どうもそうではないのが現実のようである。それは、上手く…
衣服を、「殻」のように思う心理は誰にでもあるのだろうか?それが自分を守ってくれる、いやそれがあるから、はじめて自分の輪郭が明確になるのだという、そういう外殻としての衣服。 例えば、…軍服はどうだろうか?三島由紀夫にとっての、ヒトラーにとって…
モーションキャプチャとは、人の腕や足や腰などの各要所にセンサーを付けた状態で、それを捉えるカメラの視界内を動くと、一連の人体の動きが、移動する座標情報として記録されるので、それをCGの動きにかぶせて絵を動かすという、まあ詳しいことはよく知…
歯の表面にこびり付いた歯垢を削ぎ落とせ!徹底的に打ち砕け!完膚無きまでに蹴散らして、そしてすべてを洗い流しておくれよ!機械に通電されると、何物かが勢いよく高速回転を始め、ものすごい高周波が、僕の耳を奥底までつんざくのだ。あらがう事を許され…
酒を飲み過ぎて、負の感情がアンプリファイズされて、ぶおーーとハウリングノイズが立ち上がってきて、怒りが湧き起こってきて、あえて毒素をエムファサイズしてしまって、気が付いたら戦闘態勢になってしまっていて、心の中を、わーっとスムーズに口にして…
内田恭子さんというアナウンサーは、なんだかぼやーっとした感じの人だなーと思う。今、テレビカメラで撮影されているその瞬間瞬間を、ただ立ち位置に居て、必要な言葉をしゃべり、笑うべきところで笑い(その笑顔を浮かべるタイミングをチャーリーワッツの2.…
引用:146頁〜147頁 夜が来た。 東急デパートの上の空の青さが、一瞬、濃くなり、紫色じみたかと思うと、明るさがゆっくりと退いていく。 夕闇の予感が広がり、一つ、また一つ、常夜灯が、まだ昼間が支配している空気のなかに、白い光をともしていく。 交差…
モディリアーニは素描に、ほぼすべてがあるように思う。モディリアーニの素描はいつも極めて素早く一挙に仕上げられるようなものだ。何点かは枠の中での効果的な振る舞いを模索するようにしているような感じもあって、所謂キュビズム的な意匠を借りて上手い…
絵を描くっていうのは難しいもんだ。どこにどう力を入れれば、良くなっていくのかがほんとうにわからない。この決して大きくはない画面の前に、ずいぶん長い事いるというのに、今結果的に10分でやれてしまうような何かしか残っていない。これが、10分で…
Ruby Tuesdayを聴くと、いくらなんでもこの下手クソな感じはやば過ぎないか?と思うことがある。 そもそも、僕がローリングストーンズをはじめて聴いたのは中学生の頃で、ラジオでRuby Tuesdayが流れてきたのだが、まだ曲名も演奏者も判らない状態の中学生の…
歯医者で、初診ですといって、診てもらいました。歯が、たいへん汚れてしまっていて、あまり良い口内環境ではないため、それを見てもらいに行ったのです。先生は、歯磨きをよくやりなさいと、おっしゃっていました。僕の歯ブラシは、電気で動くやつなんです…
肌の露出が多めな若い女性とかを撮影したグラビア写真は、美術のカウンターでもないし、美術に不意打ちの一撃を喰らわす事ができるようなものでもない。グラビアは美術のほんの一滴の残滓から出来ているようなもので…というか、グラビアというのも結局は美術…
「滝川クリステルってさあ…」と言うつもりだったのについ「シルビアクリステルってさあ…」と言ってしまう。しかも妻に対して。しかもこれで2度目の過ち。で、2度目なのにやっぱり「誰それ?」って言われて、説明すべきかどうか考えるのも2度目。 あと、今…
妻のご両親が家に来ていて、食事の後、何をするでもなく、お父さんとテレビを見ていて、…本当に何をするでもなく何にもする事もなく話す事もなく、そのまま黙って、NHKの囲碁の時間を延々90分ほど、ふたりほぼ無言で見続けてしまった訳だが、しかしこれ…
「20世紀美術」という本の中で宇佐美圭司が、こんな事を言っている。 「背中」のレリーフ状の彫刻と、ブラッサイが撮ったマチスがモデルをスケッチしている写真をいっしょに見て、マチスがかなりひどい近視眼であったことを確信した。彼の近視眼と絵の関係…
書きたい事はいろいろあるのだが、まとめるのが面倒くさい。。昨日は書きかけの文章を放置したまま、気付いたら寝てしまった。それにしても昨日は自分でもおおーと感心するほど(?)バイオリズムの下がりまくった、最低にダウン状態な気分の日であった。もう…
最近描いた作品を並べて見ていて、ちょっとこのままだと、イマイチ駄目なのではないかという気持ちが拭いがたくあるのだが、…去年の秋くらいまでのように、あるパターンで強く行っちゃっても良いのだが、それもなあ…という気持ちもある。怖がっている訳では…
巨大なもののイメージを一挙に捉えるのは難しい。ちょっと例えとしてどうかとは思うが、前に横須賀に行ったとき、記念艦「三笠」の周囲をぐるっと廻ってみても、とても全貌を捉えられたようには感じられず、かといって遠くに離れて全貌を見ても、それは単に…
小学生のときはわりかしスポーツも良くやっていた。決して運動神経が発達してるタイプではないのだけど、いろいろやった。元々小児喘息だのアトピー性皮膚炎だのを抱えた病弱体質だったので、これではいかんと親がいろいろやらせた側面もあるのだろう。 ある…
もう数日前のことだが、NHKアーカイブで、1978年放送の「きょうの料理」がやっていた。保存されている「きょうの料理」映像中で最古のものだそうだ。料理人は辻嘉一。正月料理が特集されていた。 既に出来ているものを順々に紹介するだけの、何の起伏もない…