2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

N氏

7、8年ぶりに、Nさんから連絡があったのだが、Nさんとは、僕が20歳半ばくらいの時なので、今から15年ほど前に知り合って、それから、色々とお世話になった人で、自分が20代だったときの、かなりの時間を一緒に過ごしてきた人で、しかし1997年以降はNさんが新…

報告書

書くに値しない、と思うことの、どれだけ大量のことだろうか。大量に捨てる事の、何と膨大な事か。なぜわたしは、これほど大量に、愚にもつかない妄想に時間を窶している事だろう。お前の、とるに足りない、未熟なレポートをなぜ、私が掬い取って何かしら反…

オレンジ

オレンジはなぜあれほど強烈な香りと濃厚な味がするのだろう?オレンジも果物の一種であり、果物である以上は植物で、つまりこの世に存在する有機体、生き物のひとつのはずだ。にもかかわらず、なぜ食べると、あのような味がするのか?オレンジを食べると、…

うららかな日

暖かい一日。ほとんど一日中電車に乗っていたが、天気が素晴らしかったのでずっと会社の中にいるよりも良かった。午後5時を過ぎてもかなり明るいから、日もずいぶん伸びたのだろう。こんな天気が続いたら桜もあっという間だ。というか、梅はもう咲いているか…

ラッシュ

電車がものすごく混んでいて、本をもつ手をそのまま前の人の背中に押し付けた状態になってしまい、そのままどこにも動かせないほど後ろから圧されて、背表紙の角が相手の背中に痛いかもしれないので、一旦本を閉じて、片手でつり革に掴まり、身体をやや斜め…

冷たい世界

信頼性を保証してくれる拠り所はもたないが、しかし疑いようのない事実としか思えないような事の描かれているのが作品というものなのだろう。作品の力とは根拠や外部参照先などなくてもこも世界に事実はいくらでもあるという事を指し示すちからである。作品…

午前4時半

だらだらしていて、気づいたらもう午前4時半だ。さすがに今日はここまで。もう寝ないと明日やばい。しかし今日は良い天気であった。明日もそうかもしれない。今日は銀座のGALLERY TERASHITAで浅見貴子+平体文枝展を観て、その後新宿のジュンク堂で古谷利裕 ×…

肩こり

最近微妙に肩が凝ってる。首の付け根から左肩にかけての不快な張りと痛み。これが肩こりか、と思う。自分の人生の中で、今まで一度も肩こりした事がなく、その感覚をわかっていないために、肩こりというのが一体どういうものなのか、よくわからない。会社で…

もう寝る

疲れた。なんか最近は家に帰ってくると自室でぼーっとする事が多いような気がする。さっきコーヒーか紅茶でもいれればよかった。でももう今日はこのまま寝る。ちなみに明日の天気は晴れの模様です。最高気温は9度くらいですかね。週末から来週にかけて、今週…

手相

会社で手相の話をしていて、生命線、運命線、頭脳線、結婚線…とかがある事くらいはまあ僕も知っていたが、それ以外にも様々な線があって、ポジティブ線とかネガティブ線とかモテ線とかエロ線とかまである…という事を聞いた。それで何人かでお互いに手を見較…

空きテナント

夜の暗闇に沈んだガランとしただだっ広いフロア。ネオンやビル照明によって、窓際の一角だけは青白く薄ぼんやりと照らされている。僕はそのフロアを施錠されたドアのガラス越しに見ていて、もしあのフロアの向こうに、白い服の女性とかがいきなり立ってたら…

未来社会

人になるべく親切にする、困ってる人に可能な範囲で手助けする、といったそのあたりだけもう少し根付いて、こなれていけば、社会というものはとりあえず良いのではないか?というのが僕のさしあたりの甘い見解で、もちろんそういうのが無償の行為として実践…

懐かしい写真

しかし、1〜2ヶ月前とかの写真でも、充分に懐かしい感じがする。なぜそう思うのかというと、たぶんその写真に撮られた風景がもうこの世に存在しないからである。それは会社が移転する前の旧オフィスで撮った、去年まで僕が座っていたデスクの写真である。年…

インビクタス

インビクタスを観た。クリント・イーストウッド…という感じで面白かった。マット・デイモンという俳優の出ている映画はそれほどたくさん観ていないが、はじめてこの俳優をいいかもと思った。この人が指揮官の役をやる戦争映画があったら観たい(プライベート…

両手に荷物

自室の掃除とモノの再配置と作業机拡張のため東急ハンズや秋葉原で買い物した。久しぶりに秋葉原の電気街(中央通りと一本入った裏の道)を歩いた。店舗を数件見較べて一番安い液晶モニタ用アームを買う。東急ハンズでは作業机にするための1800mm×450mmの板を…

雪日前夜

午前中、ヤフオクで落札したTechnicsのSL-DZ1200-Sが今日届く。妻が「何これ!なんなの??」と詰め寄って来たので「マイナスイオンが出る」とか「一合からおいしく炊ける」とか言って誤魔化す。まあでも自分で買っといてなんだが、実際こんなのウチにおいと…

美智子妃

暖かい一日。気温が今日みたいに暖かいと、暖かいなあと思うだけではなくて、ああ春のようだなあと思う。寒さが厳しいときは、過去の同じような厳しい寒さを思い出して、ああ真冬だなあ、とは思わない気がするが、暖かいと、暖かさよりも春という過去の記憶…

紅茶

一瞬、体調を崩したかと思ったが、たぶん大丈夫そう。今日からふと思い立って、夜はお酒ではなくて紅茶を飲むことにした。せっかくなので明日から色々な紅茶を試してみるつもり。しかし…紅茶(笑)…。

日曜の夜

真冬の夕方5時半くらいの空のキレイさ。群青色の空。まだ明るさをかすかに残しているのに、地上では先を争うように街灯やネオンや車のヘッドライトを点灯させ始めて、少し早めに夜のしたくをはじめる。でも日曜の夜なので閉じたままの店も多く、車も少なく、…

空調

快晴だが、寒風吹きすさぶ一日。まさに身を切るような冷たい風が身体の前面全体に吹き付けて、それに逆らって歩く。目元や鼻の頭や耳朶や指先が、感覚を失い幽かに痛みを発するのを感じながら歩く。これほどの寒さでも、外国からみたらまだ全然なんでもない…

開拓

昼休みになったので会社を出て靖国通りをずんずんと歩いて銀行脇をすっと入ってかんだやぶそばでせいろうを食い店を出たあとなおも歩き日大の真ん中を突っ切るようにして歩いて唐突に出し抜けにあらわれるニコライ堂を横目になおも歩き続けるとそのうち視界…

朝の写真と雨の写真

今朝の寒さは本格的だった。本格的な冬の朝だった。これはじつに本格的だと思いながら駅へと向かった。道端の草木に雪が積もっていて、それがそのまま凍りついていた。公園の芝生にも全面に薄っすらと雪が積もっていて、それがそのまま固まってしまっている…

雪pt.4

一階のエントランスから非常扉を開けてビルの外に出たら、なんと雪だった。はげしく降っている。思わず、声には出さず「えーーーー??」と言ってしまった。…ぷらぷらと夜の散歩で新御茶ノ水くらいまで歩いてそこから千代田線で帰ろうと思ったのに、そんなの…

せめぎあい

雪は朝の時点でほとんどおしまいの感じだった。でも道は乾いておらずかなりすべりやすそうなので歩くのに注意を要する感じで、やや速度を落として用心深く歩いた。桜の黒々とした幹や枝には、まだ新鮮な白い雪の固まりが木の形状を上面から律儀になぞるよう…

雪明り

数週間前から、自分が住んでいるマンションの、玄関ドアの上を照らしている照明が切れていて、そのフロアの玄関先の並びでウチの前だけやや薄暗くなっていた。しかし数日前に、おそらく管理会社が取り替えてくれたみたいで、気づいたら直っていた。 で、うち…