一九九一年の六月が来たら僕はついに二十歳になる。二十歳だからといっても、別に今までと何も変わらないとは思うが。バイト先ではなぜか、十九歳は僕だけしかいなくて、十八歳が五人くらいいて、あとは二十歳と二十一歳が多い。厨房のあの眼鏡の人は二十二…
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