2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

横浜

さっきテレビを見てたらブラタモリで渋谷特集。渋谷駅の銀座線がなぜあんなに高い位置になるのかをはじめて知って衝撃を受ける。ちょっと信じられない。でも何度も乗ってるから自分が一番よくわかってるはずだ。銀座線が渋谷駅のあの高架の上から出発して、…

座席表

向かいに今泉がいる。隣に倉持。その隣には雨本さんです。僕の後ろ、背中を向け合うようにして小野里がいる。小野里の隣に江頭も。そのシマのさらに向こうにシマに長谷川さんがいる。どうでしょうか?

サイドステップ

柴崎友香「クラップ・ユア・ハンズ!」で、サイドステップでものすごいスピードでこちらに近づいてくる幽霊というのが出てきて、はじめて読んだときこれは死ぬほど怖いと思った。ものすごい速さで、横向きで、あっという間に近づいてくる。まったく躊躇も迷…

ファンタスティックMr.FOX

久々によく寝た。起きたら十時半だった。昼過ぎに出かけて銀座で「ファンタスティックMr.FOX」をを観る。これはもう、超・素晴らしかった。終わって映画館を出てからも、にやにやといつまでも笑いが顔に浮かんでしまうのを抑えられないくらい。映画館を出て…

カナヘビ

Aが、Bである。という形式の書き方を、もうやめることができないだろうか。単に、Aである、とだけ言えないものだろうか。Aを、Aであると率直に書き表すことができずに、Bを呼び出してしまうという、いつものマンネリズムにうんざりする。 運悪く、いきなり不…

Derrick MayとCyndi Lauper

3/24のDommuneのDerrick May Liveを聴いている。Derrick May は月曜日から日本にいたのだそうだ。先週はCyndi Lauperも予定通り来日してツアーを敢行していた。しかしそれ以外の外タレ来日はたくさん中止になったはず。あの日以来ブルーノートとかビルボード…

恐怖運用

別に飛びぬけた能力とか技能とかいらない。愛想の良さも朗らかさも社交性もコミュニケーション能力さえ、とくに求めない。大切なのは恐怖にかられているか、僕たちと同じ不安や恐怖を共有しているかどうかだ。その一点で、この組織の一員になれるかどうかが…

S.F.

睡眠不足。乾燥肌。慢性胃炎でカルシウム不足。あと電力不足。銀行トラブル、買占め、食品飲料欠品、まずは子供たちから優先的に救いの手を差し伸べる、ゼロ在庫、物流不全、余震、液状化、放射能の雨…。電車遅延、混雑、S.F.

今年の夏も停電が引き続くらしい。真夏に冷房なしというのがどのくらい過酷なものか、ちょっと想像つかない。サマータイム。生きていくのは容易い。魚が跳ねてる。綿も育ってるわ。だからきっと、どうにかなるのよ。そうでしょ?という気持ちもなくはないし…

晴れ着の女

とりあえず、そこにいるだけだ。さっき来て、今もまだそこにいるが、別に俺はそう頼んだわけじゃないんだ。なぜそこにいる?それ晴れ着か?正月の着物か?晴れ着でオフィスにいると、ずいぶん違和感だな。卒業式帰りの子が、混雑する電車に乗ろうとしてて可…

代官山

嫌な予感は最初からあった。前日の時点で気が重かった。 川崎はほかの誰よりもすごい。今一番僕が信頼しているヤツだ。 今までは、同じこと十回繰り返すときに、それが同じだけど同じじゃないんだ、という結論に着地させるのがならわしみたいになっていたの…

Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season) 

真っ白い光の中に黒い物体がある。その物体が何かを見ようとする。瞳孔が光量を調節するためにぐっと狭まり、絞りとピントのバランスが適切になると、黒い物体の表面が姿をあらわす。その表面の形態や質感を見る。それを見ているときさっきまで周囲を取り囲…

Eight Miles High

節電をこころがけてはいて、無駄な電気なんてほとんど使ってないし、存在自体がエコそのものみたいなこの僕であるが、一日のうちの、ほんの3分36秒だけは電気を使うことをお許し下さい。そのときだけは、アンプのボリュームを大きく右に捻り、筐体が熱で振動…

The Byrds

このたびThe Byrdsの「Untitled: Unissued (Exp)」を聴いて、そのあまりの素晴らしさに感動し、混乱し、頭の中を想像が駆け巡った。自分が「サイケデリック・ロック」を好きで、そればかり追い求めてきたのだという事をあらためてまざまざと痛感させられた。…

フリーダ

カフカ「城」の3章「フリーダ」が面白いわエロいわで笑いが抑えられなくて困る。本当に夢みたいである。夢みたいというのは、まさに文字通り夢みたいだ、という意味である。この出来事のあらわれ方はマジで夢である。あまりにも現実的過ぎて夢のようだ、とで…

天気

いきなり春の陽気で驚く。最寄り駅に着いたら改札の手前まで人が溢れていて混雑が酷い状態。こんな混雑の中で、もし、また大きな余震でも起きたら、あっという間に全員仲良くこの世からおさらばじゃないか。それで、天国についてからみんなで言い合うのだ。…

Weather Report

今日は結局一日中、テレビとインターネット見てただけだった。途中、読書もしようかと思ったが、ほぼ何も読めなかった。なんとなくサン=テグジュペリ「夜間飛行」のジッドの序文だけ読んだ。まさに人の気持ちを鼓舞させる、今の情況にうってつけな文章にも…

電車の床、光ってる

当然のことながら、金曜日の朝にはまだ、こんな恐ろしい事が起こるとはまったく思ってなかった。一昨日の朝はいい天気であった。そのことはおぼえている。「電車の床、光ってる」とその朝に書いたメモがあるから。朝の8時半くらい。東横線の各駅停車に乗って…

地震

足元が傾いて身体が揺らぐような感覚をおぼえて、あ、地震かもと思った直後、まるで巨大なハンマーがビルの外壁を猛烈な力でガンガンと叩き続けているような轟音に驚いて、それは巨大なシャッターが外枠からの力に軋んでいる音だとわかって衝撃を受けた。時…

嵐のように

さっき忌野清志郎の曲をyoutubeで聴いてたら「嵐の夜に、自分の命を、守ることが、できたなら…」という歌詞だったことがわかった。僕はこの曲を17歳くらいのときから知ってるんだけど、でも今までずっと、詩を間違っておぼえていたことをさっき知った。。僕…

幸福の記憶

90年代前半から半ばにかけてのR&Bばかり聴いた。TLCのCrazysexycoolとか、Ooooooohhh...On The TLC Tipとか、702のNo Doubtとか、Totalの1stとか。昔の曲。ほかにも色々と持っていた筈だったが、みんな置いてきた。人の波を掻き分けてどうにか改札口を抜けて…

幽霊の小説

古谷利裕【「二つの入り口」が与えられたとせよ】を読む。非常に薄気味悪く、怖い小説。僕は正直、結構こういう怖さは苦手だったりする。しかしここにある薄気味悪さ、この禍々しさはかなり本物だという感じがする。本物の怖さに満ちていて、そして作品全体…

出勤

今日はもう適当に書いておしまい。書いてる時間もないし。もう寝ないと。しかし今日はは寒かった。朝は雪がびゅーびゅーふいてた。あれはたぶん雪だった。斜めの線だった。エスカレーターでずっと昇っている間、外の景色に斜めの白い線が走っているのをじっ…

川沿い

子供の頃、マーちゃんとかっちゃんと僕でよく遊んだ。しかし三人で遊んでいるというよりも、いつもマーちゃんと僕が二人で遊んでいるのを、かっちゃんが見ているという感じだった。かっちゃんはものすごく臆病で、どんな遊びのときでも、不安そうに眉間のあ…

北千住二度目

2時間半は短い。倉持や雨本は、ちょっと時間を持て余したけど、それ以外のメンバーは終始無言で、凄い集中力だった。描いてる間は時間の経つのが早かったと皆が感じたらしい。 さっきからずっと見続けているが、見ても見ても、やはり三十分か一時間か、その…

週明けへ

坂中さん。今泉です。お疲れ様です。参考情報として下記ご連絡しておきます。 KBSDK-0056でご案内したKBCompressedSetResultですがvdDocで検索するといくつかサンプルもあるようです。下記はそれを動作させてみたものです。やってみると最後、確かにgetPress…

真冬の寒さ

今泉はさっき帰った。エレベーターのところですれ違った。今日の案件は坂中が受付した。神村にエスカレーションさせる方針でほんとうにいいのか明日今泉にもう一度確認してから午前中までに連絡させるつもり。小野里は今週いっぱい休み。長谷川は今日たぶん…

株式会社バプテスマ

今日、とても印象的な問い合わせ電話があった。 僕がモニタに向かっていて、僕の背後には今泉が立っていた。そのときは仕事の話をしていた。僕の仕事はソフトウェアサポートの窓口である。電話や電子メールでソフトウェアの使用方法や設定方法とか、不具合や…

真夜中・微熱

一昨日の夜から風邪っぽくなって、ぼんやりと体全体が薄い膜に包まれたようになって熱に浮かされているような状態のまま、その日は上手く寝付けない夜を過ごした。耳にイヤホンをして、目を瞑ってまぶたの裏の真っ暗闇を見ながら、Jim Hall In Berlinを聴く…