2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Cecil Taylor

久々にセシル・テイラーの「Live at the Cafe Montmartre」を聴く。かなりいい。なんだかビル・エヴァンス・トリオみたい…と言ったら言いすぎというか、意味不明になってしまうかもしれないが、でもセシル・テイラーとビル・エヴァンスが、全然違うことをや…

モロイ

ベケットの「モロイ」を再び読み始めた。前に読んで、こりゃあかん、全然「読書」にならない、「読む」が成立しない…と思って一旦止めて、そのあと色々と変遷ののち、本日また読み始めることにする。5月は、実をいうと半月以上かけて、小島信夫の「美濃」を…

Blue 'N' Boogie

夜の蒸し暑さが、いよいよすごい。電車を降りて乗り換えのプラットホームに立っている間、蒸し上がった器からもくもくと立ち昇るような熱い空気が、全身を包む。さっき栓を抜いたばかりのビールはすでに生水のように温い。壜を持ち上げると水滴の溜まってで…

六月下旬

今日はそんなに暑くない、むしろ涼しいと言ってる人もいたが、僕はなぜか今日は暑くて心身共にすごく疲れた。睡眠不足のせいもあったかもしれない。電車も混んでいたし、余計に疲れた。睡眠不足から来る判断力低下や想像力減衰や持続力低下を懸念している。 …

先週もだったけど今週末も朝まで飲み。去年もだったけどこの時期なぜか飲み会が多くなる。そして僕も基本的には誘いを断らないし基本的には途中で帰らずどこまでもずるずるといる。たぶん来週も再来週も何かしらある。自分がやろうと言い出したものもある。…

寝ろ

睡眠不足はよくない。ちょっとくらいなら大丈夫、その油断が命取りだ。睡眠不足は少しずつ僕達の心身を蝕む。あっというまに骨の髄まで食い尽くされる。こんな生活を繰り返していたら、いまにきっと、取り返しのつかないことになる。気付いた時には、あとの…

紫陽花

いま、もう夜中の二時になった。ではその翌日の朝七時、屹然と各花弁の向きを空に対して水平に保って咲いている紫陽花。枝から分かれた花すべてが、その方向のルールを厳格に守っている。咲いているというのは、人間から見たら静止しているだけのように見え…

ハートに風穴(The Street Sliders)

-- ハートにぶちこんでおくれよ ハートに風穴 オマエを離しはしないさ すべてが消え失せても -- 今いる人たちだけでいいので聞いてください。今日でここはお仕舞いです。今日で終りです。はい。あとでちゃんと正式に告知します。とりあえず今日、ここはもう…

去年の梅雨時

去年の梅雨時はどうだったかというと 去年の梅雨時はどうだったかというと、雨は大体、夜のうちに降って、朝方には止んでいた。だから朝になると、いつも地面が濡れていた。 雨は大体、夜のうちに降って、朝方には止んでいた。だから朝になると、いつも地面…

村上春樹

先週から清水俊二翻訳のチャンドラーを読み始めているのだが、主人公のマーロウと友人とのやり取りを始まってすぐ「あ、これってアレじゃないか!」と気付いた。そういえば本屋の棚には村上春樹による翻訳がいっぱい並んでいる事をいまさらのように思い出し…

DUB

電車の中は蒸し暑いがこれくらいならまだ全然我慢できる。外に出たときの空気の冷たさが気持ちよいのでかえって快適なくらいだ。できれば世の中全体がこのままもっと、どんどん蒸し暑くて不快な感じになっていってほしい。この季節に電車に乗るとかありえな…

LAGER BEER

KIRIN BREWERY COMPANY, LIMITEDLAGER BEER The legendary KIRIN is a symbol of "Good Luck" Open up KIRIN today, and you'll see what it is all about.

中央通りの朝

ちりがみに色を着けて丸めたようなアジサイがぼかり、ぼかり、と咲いている。ひとなつっこいので、歩いていると、アジサイの方でをぐっと顔を近づけてこちらの顔に近づいてきてくんくんと匂いを嗅ぎに来て鬱陶しいので、咲いてる場所から少し離れて歩かなけ…

寝なきゃ

姿勢が悪いのか。だからだ。 帰ってきたばっかりでしょ、もう行くの?始まるの来週からじゃなかったっけ? 今日はあまり書かないでもう寝る。あと5分でやめる。書き出しがすでに一時半からという時点で遅すぎる。もうそれなら書かないほうがマシ。 あの外人…

アスファルト

何もないだだっ広い場所のところどころで、まだアスファルトが冷えきってないので、あまり不用意に歩き回って勢いよく体重をかけると、ぐっと沈み込む。いずれにせよ、思い切りジャンプしてもさすがにあの高さには届かないが。雨で黒光りする路面のあちらこ…

Rain

雨が上がって、気温が高まり地上の全水分があたためられて、ゆっくりと上昇をはじめたのとちょうど同じくらいの時間に僕達の乗った電車が目的地に着いて、電車の中が蒸し暑かったので、ドアが開いて外に出たらかなり涼くて生き返るような思いがした。歩き始…

trio

ビル・エヴァンスもスコット・ラファロもポール・モチアンも、それぞれ同じ時間に同じコードの中で同じように、はじめる。…あまりうまく言えないがとにかく同じように、はじめるのだ。少なくとも「俺が上をやるからお前は下をやって、お前はこっちの役割をや…

シャワーのあと裸で部屋をウロウロする。脱衣所のブラインド型の羽根が折り重なっていてハンドルを回すと羽根が持ち上がって外の風が通るようになっている隙間から外の様子が見える。玄関ドアを出てすぐの外灯に照らされて薄汚れている感じの床面が見える。…

六月

六月が過ぎていくときの印象には、いつも何か慌しさというか、季節の大きな変容というか、少なくとも景色や気温の質感がこれからどんどん変わる事を如実に示しているようなものを感じさせられて毎年のことながらややたじろぐ。六月は休みもなく何も面白いこ…

テンションコード

http://www.aki-f.com/kouza/riron/riron_6.htm7音で構成されるテンションコードがあるとしても「9thはRootに解決、13thは5thに解決するのでRoot、5thがomitできます。」とのこと。これって、実際弾いてみて、13thは「5thに行きたがっているような感じがする…

もう寝る

東横線は急行。自由が丘の次が学芸大学。ずっとこちらを見ている。中目黒は出口が右側。座席が空いて、たったの一駅。日比谷線からあきらめているのでいまさら、網棚の荷物の中にしまった。進行方向左手、特にいうことはない。ドアが閉まる。霞ヶ関だけ、一…

Milestones

明日から月末まで忙しくなることが決定。来週なかばにレビューして、その後二週間ひたすら全力疾走して月末までにフィニッシュすることになった。六月にどこかで代休とるつもりだったのに、もう休めないよ。少し悲しくなったが、まあいいや。これで今月は自…

湿潤

湿気のなかにいるような一日だった。水を含んだ重い空気が身体全体を取り巻いていてとても気持ちいい。午前中は録画したテレビを少し見て、その後はほとんど本を読んで、窓をあけていると風が入ってきてさわやかだ。あとで買い物に出かけて食べるものを買っ…

書く事

書く事があると思うと書きたくなるし、書く事がないと思うと書きたくなくなるものだが、実際に書こうとするときはなぜか、たいてい書く事がないと思っていて、書きたくもないとも思っていることが多いようだ。それならそのときには書かなければ良いのかとも…

暗くなる前

横浜を過ぎてしばらくして電車が地上に出たので外を見たらまだ夜になってなかった。まだ六時半にならないくらいだから当然まだ少しは明るい。この時間に渋谷方面の電車に乗っているのはめずらしくて外の景色が新鮮に見えて知らない路線に乗ってるような錯覚…