2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ハードディスクを廃棄する際は、物理的な破壊を伴いなさいという決まりがあるので、大抵の場合はディスクだけを取り外して残りの筐体は業者回収とし、まとまった量のディスクを機密情報廃棄業者に引き取らせて廃棄証明書をもらうことになる。ただしじっさい…

電車のなかで眠いときは、こんなふうに、どこまでも深く眠ってしまうものだなあ、と思いながら、ずーっと寝ていた。東海道線が、品川に着いてそこから先、なぜかずっと停車していたようだ。後続の電車が遅れているとのこと。それが、いつまで経っても動かな…

酒が美味いと、美味いのはいいのだけど、いくらでも飲めてしまって、飲んだかどうかもおぼえてなくて、支払い金額だけが増えているというのがこわいが、でも今日は急遽、孤独のお祝い晩餐を開催して、たいへん良かった。もうリミッターに達しているのに、気…

明日は早起きしないといけなくなったので、また早めに寝る。今日読んでいた本で、ギロチンの刃がよく研げてなかったせいなのか、操作に不慣れだったのか、よくわからないけれども、執行されて、結局、上手く行かずに都合三度も刃を落とされたのに、鮮血に塗…

寝不足で身体がだるい、と朝から思っていて、そのだるさは一日中続いたが、夕方になって、もしかしたら風邪かも、と思う。でも、帰ってきて食事も済んで風呂にも入って、今はわりと平気な感じ。でももう寝る。いま眠れたらどんなにいいだろうと、今日は朝か…

ベルトルッチ「暗殺の森」をDVDにて。バターをふんだんに使った、こってりとした、とてつもなく高カロリーな、いまどき誰も喜ばないような、ぎとぎとの、とても最後まで付き合いきれないような、過剰に着飾った古めかしいお料理。やっぱり、食べるならこれだ…

寒いし、首もとのごわごわするものを着ていたから、どうも歩いていても落ち着かない。天気は良かったけど、ビル風が寒いし、電車は目の前で行ってしまったし、荷物は多くなったし、野菜は高かった。まさに、冬だな。

せっかくの金曜の夜だから、どうせなら行きたい店に行きたかったのに、人に誘われて、流れで結局つまらないことになってしまった。つまらないなあ。でもそれを断るのも、やはりつまらないと思って、まあ、断ってまでのことをするわけでもないしね、とか思っ…

「麻雀放浪記(一)青春編」を読んでいて、昔、自分がギャンブルをやってたときのことを思い出して、やっぱり自分に一番欠けていたのは、何が何でも勝つという気持ち、石に噛り付いてでも勝つという覚悟。というやつだなあー。。などと思う。負けて、絶望し…

先週アマゾンからグレッチェン・パーラトのライブ盤が届いて以来、毎日くりかえし聴いている。聴ける時間のあるときは、とにかく聴く。何度も何度も聴いて数日が経ち、これだけ繰り返し聴くと、どんな音楽であろうが、さすがに飽きるが、それでもまたすぐに…

おそらく、三ヶ月に一度くらいの頻度で、悪夢を見るが、夢の内容がいつも、死ぬか、幽霊を見るかのどちらかである。どちらにせよ、死ぬ直前または見る直前で悲鳴を上げて、その瞬間に目覚める。 この話を人に話したら爆笑されてしまった。死ぬのが怖いのはま…

最寄駅前の乗り場からバスに乗って、自分の住まい近くのバス停を通り越して目当ての店まで行って、そこで酒や食材を買って、再びバスで戻って帰ってくるために、どのルートのバスに乗れば良いのかを、バスの路線図とグーグルの地図で調べたが、なぜか最短の…

雪がやんで、雨もあがって、買い物に出た。道に大量の雪が残っていて、あちこちで雪掻きしている人がいて、近所に住む、これほどたくさんの人々を見かけることは、こういう日でもなければ、なかなか無いことである。賃貸の集合住宅に住んでいると、日常生活…

雪が凄い凄い。目の前の風景が白すぎて、すべてに、白く太く、厚みが付き過ぎた。早朝から深夜まで降っていて、今もまだ降っているのだからあたりまえだ。道路も景色も、あまりにも、おおよそ丸くてやわらかくなってしまっている。 gretchen parlatoのライブ…

好きな食べ物を、何度でも何度でも食べるたとえばこの僕は、あれはいったい、何を味わっているのだろうか。ああ、同じだ、やっぱり同じだ、というのを、確かめているのだろうか。それとも、ああ、おいしい、なんておいしいのか、と驚いている?美味しいとい…

関内から桜木町にかけての夜の街並みを歩いた。いいですなあ。しかも川があるし。大岡川。水面が光っていた。たぶん夜に食べて飲むには、水に近いところにいなければいけない。横浜は楽しいなあ。いくらでもたくさん、行くところがありそうで。

メールの受診箱を掃除していて、amazonからのDMを見ていたらブラッド・メルドーの新譜が出るという話だった。ブラッド・メルドーは、僕はそんなに熱心には聴いていない。妻がわりと好きなので、たぶんほとんどのアルバムが家にあると思うが、僕自身はそれほ…

日本映画専門チャンネルで「昌子・淳子・百恵 涙の卒業式〜出発〜」を途中からラストまで観てしまった。この時代のステージは、なにしろ全部生演奏の、全部が一発勝負みたいな緊張感があってカッコいいし、照明の感じや、映像の感じもかなりショーとして完成…

「ワルキューレ」DVDで観る。見応え充分。一時間五十分のあいだ、ぎっしりと濃密でありながらさくさくと軽快にお話が進んでいって、あれよあれよというまに、一気に強烈な緊張につつまれて、その成り行きを固唾を呑んで見守るしかない。そもそも、この映画を…

起きたら既に雪が降っていた。今日食べるものを買わないといけないし、酒も無いので、積もる前に買い物に出かけることにした。登山靴を履いてリュックを背負って出た。爪先の側にやや体重をかけるようにして、歩幅を短くして歩いたけど、思ったほど寒くない…

結局十一時過ぎまで僕を入れて九人残っていた。夜中の三時から雪が降るとわかっているのに、このまま飲み続けたいと思う人はさすがにあまりいなくて、それでもたぶん一人か二人は朝まで飲みたいと思っていたのかもしれないが、それはいつも慢性的に淋しがり…

寒いが、歩きながら、少し慣れてきたと思った。テレビがざわざわとしていて、何かと思えばオリンピックがもう始まっていた。そういうものが、いつ始まっていつ終わるのか、さっぱりわからないが、始まると、なにやら深夜までざわざわと騒いでいるのが、傍目…

たぶん今日が一番寒かった。朝も夜もものすごかった。歩いていて、顔がやばいと思うことなんてめったにない。耳あてとか、そういう防寒具はほしいと思うことなど、めったにない。路面もところどころ真っ白に凍っていて、歩くのもやや慎重を要する。朝の駅へ…

オフィスを退出して、外に出たら、おそるべき寒さ。これが寒波というものか。これはたぶん毎年来るやつなのだろう。たしか去年は二月ごろ、立石あたりまで散歩しているときも、まさにこういう極度に冷たい風が強く吹き付けていて、これをこのまま一時間も二…

朝は言うほど暖かくはなかったけど、帰りはたしかにコートを着ているのも意味がないほどの暖かさだった。八重洲でワイン二本と日本酒一本を買ってしまって、すごい重さを手にぶら下げてしまった。しかも、電車は混んでいてやや遅れていて、とにかく重さに耐…

千住新橋を渡りながら、荒川を見下ろしているときの、この感じは絶対に写真に撮れないものだなとつくづく思う。それは視覚だけではない、もっと複合的な体験で、それは人間の力の及ばないような、感覚というものを超えた、頭で考えるための仮のモデルさえ与…