2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

家にいる

「1998年の宇多田ヒカル」(宇野維正)を読んだ。「洲崎パラダイス 赤信号」(川島 雄三)をDVDで観た。「ミリキタニの猫」(リンダ・ハッテンドーフ)をDVDで観た。「ラッシュ/プライドと友情」(ロン・ハワード)をDVDで観た。妻は風邪でダウン中。

松浦寿夫展(なびす画廊)

絵を観ると、絵を観る。絵を観るとは、表面を観ている。観ているうちに、時間が経つ。観ていること自体が、時間の経った経験として、別に保管されてしまって、しかし、なおも観ている。観ているので、観ていることそのものは、保管物をさしおき、ひたすら流…

技の名

眠い。眠くなった。なむくねむく。おぼえる英単語は、プロレス技ばかり。でも今日から英語も勉強するんだって。すごいよ。白音には、みんな頼りがいののある人たちばかりで。プロレス。海外物ね。技の名前とか、ね。

月末

まったく動かない、ぴくりともしない、微動だにしない、という事態だけは、避けられた。それだけで、それだけで、こんなに安堵する。先週からの重たい不安はひとまず解消した…しかし完全は晴れず、とうか、験担ぎで、あえて完全には晴らさず少しばかりの不安…

座席

最近、電車の座席が、なかなか空かないのはなぜなのか。秋葉原、東京、新橋、浜松町、品川・・・と、大勢の客が降りるはずの駅でなぜか誰も降りない。みんな、黙って座っている。川崎でようやく、ぼちぼち降り始める。いや、川崎まで行くなら、最初から東海道線…

説明しにくいこともある

初台で「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」二回目。前回観られなかった残りを観る。NHKの「2355」で観た事がある作品もいくつかあって、テレビで観たときはそんなに面白いとは思ってなかったので、最初は正直、あまり期待してなか…

DVD

「イミテーション・ゲーム」「マッドマックス 怒りのデスロード」「マジック・イン・ムーンライト」をDVDで。ただしマッドマックスは始まった直後から妻が完全に退屈そう(興味をおぼえる要素が完全にゼロという表情)だったので、開始17分後に上映打切り。…

紫の煙

よく飲食いした週だった。とくに木、金は串揚げ、ホルモンと、ふだん行かないジャンルの店に行って、しかし揚げ物、焼き物というのはやはりすごいものだと思う。串揚げ屋は今風のキレイな感じで、値段が安いからなのか自分で揚げるシステムが受けてるからな…

Exiles

(1)絶対入れないよ、行くだけ無駄だよ、じゃあ、前と同じく、あっちの店にしましょうかそれで、〆は向かいのあの店…ですね…でも、最初のとこに入れない時点で、もう遠征の意味なくない?ですね…じゃあ、中止にする?帰って寝てた方がマシかもですね。でも、…

寒気

寒い。寒いが、結局は寒さだけが唯一、たしかな本物の質感をたたえていて、堂々たる風格の、骨の髄まで染み入るような、冷酷の味わい。久々の登場であるにも関わらず自身たっぷりな揺るぎなさで、さすがの安定感だ。結局、こころから信頼できる唯一の事象は…

このあと

午後一から会議でした。一時間かからないだろうと思ってたら、二時間近くかかった。夜も会議で、これも長かったですね。それでお店に予約の電話してるのに、何度かけてもつながらない。どうやら休業しているらしい。電車はだらだら走ってるし、人はだらだら…

冬か

たしかに、ものすごい雪で、朝になったら、ほぼ雨だったけれども、一面真っ白だったし、登山靴を履いて出勤である。でも、電車はすーっと動いた。かなり遅延してたらしいけれども、僕が乗った時間から、僕が降りた時間までは、だいたいいつもどおりで、だか…

あの鷺

ニ、三年前に見かけた白鷺が、また最近、家の近くにいる。本当に、ニ、三年前に居たヤツと同じ鷺なのか?というと、それは確証はないが、近くでよく顔を見たら、同じやつかどうかすぐわかる、というものでもないだろうが、でも以前と同じようにしてるのだか…

十六日

中央図書館に行って本を返す。また借りる。喫茶店に寄ってコーヒーを飲む。電車で移動。初台の展示を見る。また電車で移動。馬車道で食事。帰る。疲れる。十六日目の出来事でした。

減衰無し

もし、自然そのものをプログラミングできるとなると、此方と彼方に差異がなくなることになり、フレーム枠内と枠外の区別が無意味になる。 ただ僕は、結局人間の記憶が減衰する、という点に、ポイントがあると思っている。 作品というのも、まず過去の記憶と…

When You Dance I Can Really Love

これはいつ聴いても、発狂しそうになりますね。全裸で、真夜中のおもてに飛び出したくなりますね。 見よ。ニール・ヤングという一人の男が、ニール・ヤングの音楽によって、徹底的にもみくちゃにされて、蹂躙されて、息もたえだえではないか。この、一方的な…

Crosby, Stills & Nash

Neil Youngも途中から。

天ぷら

どうして、忘れるの?その具体的な感じを。おそろしいほどの、何十年分も積み重なって、積層となった、誰かの記憶の生で貯蔵されたそれを、いま そこに、ありありと見ているのに、見ないとわからないの? そんなことを言われても、どうしても、忘れますね。…

駅まで歩く途中、風呂敷のような色をした羽織袴の男三人がすたすたと歩いていく。細長い、自己顕示の気合そのもの。公園入口の広くなった場所のあちこちに、スーツ姿や、着物姿が点々としている。この感じ。なぜか、一年に一度くらいは、この感じを見たいと…

ハッピーアワー

シアター・イメージフォーラムで「ハッピーアワー」を観る。ケーブルカーに乗った四人の女性が並ぶ最初のシーンが、まず置かれる。このシーンは素晴らしくきれい。で、その後、いきなり雨天のピクニックとなり、おそろしくぎこちない、四人の役者、としか言…

千駄木

The Byrds「名うてのバード兄弟(The Notorious Byrd Brothers)」では、僕はそれを聴くときはいつも、一曲目「Artificial Energy」はどうも中途半端な曲に感じてしまうというか、やや食わず嫌いな曲なので飛ばしてしまい、最後の「Space Odyssey」も、まあ最…

名うてのバード兄弟

子供の頃、はじめてビートルズを聴いたときに思ったことの一つとして、これほど暗い声で、明るい旋律を歌えるのだ、ということ。小さくて淋しげな曲から、メジャー系の明るいサウンドに変わっても、歌声の本質的なところは変わっていないということの、そん…

フォークロック

The Byrds=フォークロック、という公式は妥当だろうが、フォークロックが好きだからThe Byrdsを聴いているわけではない。というか、The Byrdsがフォークロックの中にカテゴライズされるのではなくて、フォークロックがThe Byrds的な何かを元々含有していたと…

再びThe Byrds

The Byrdsを聴き直す週間に入っている。とくにロジャー・マッギンのリッケンバッカー12弦ギターに気持ちを寄せて聴いているのだが、大変特徴的なそのギターサウンドの、直にマイクで拾ってそのまま焼き付けたかのような生々しさを感じさせるアルバムと言った…

仮想受動態

そろそろ、髪を切らないと、かなりまずい。でも今週末は、成人式ではないか。店が忙しいときに電話したくないな。でも来週以降も、このままでいるわけにもいかないしな。でも、まあ別に、このままでもいいかもね。明日はまた泳ぐつもり。その気持ちが消えな…

兵隊はつらいよ

京浜東北線、今朝はまだ空いてる。空席があって、すぐに座れたので、そのまま安らかに眠ってしまう。品川、川崎、鶴見、新子安、東神奈川、横浜への停車時は、ほぼ確実に、一瞬目が覚める。そのたびごとに、隣や向かいに座っている人がさっきと変わっていて…

四歳

年始の挨拶で実家へ。晴れ渡った空。さすがにちょっとこれは、一月とは思えない。ここまで気温の高い正月は記憶にない。毎年恒例のパターンでご馳走になって夜帰宅。飲食いしてるだけだが、けっこうな疲労感。これで正月終了。去年も今年も変わりばえなしの…

過去の傾向から予想

いい天気だった。寒くなかった。なぜか正月という感じがしない。本当なら、外をゆっくり、散歩でもすれば良かった。夕方までひたすら、キーボードを叩く。明日でお休みもおしまいだ。 今年は2016年。十年前は2006年だが、2006年という年が、なんとなくこんな…

エピソード4

年始の挨拶で妻の実家へ。毎年恒例のパターンでご馳走になりながら、なぜか話題がスターウォーズの話になり、そのまま「エピソード4」の鑑賞会になってしまった。たぶん大昔にテレビとかビデオで、しかしいつ頃観たのか、さっぱり記憶にないものの、まあ、大…