2019-08-14から1日間の記事一覧

タリア・シャイア

幸田文は1947年に亡くなった父露伴について書いた文章がデビューとなり、四十代で文筆業をはじめた人である。今読んでいる「ちぎれ雲」が、まさにその初期時代のエッセイを集めたものだが、これを読んでいると、デビューが遅いとかそんなことはいっさい関係…