2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Apple TV+「シュガー」全8話のうち4話から8話まで観た。事件の真相もさることながら、主人公を含む彼ら組織の実態の突拍子もなさに驚いた。正直、謎がズルズルと別の対象に横滑りしてるだけのようでもあり、未整理、未回収、なんか尻すぼみな事項もいくつか…

夕食を外でひとり済ませることになって、どの店に行くべきか、頭の中でザーッと検索したが、あまりこれと言った結果が返ってこない。こんなときに備えて、ふだんから考えておけば良いと思うけど、そんなのはふだんから考えておくようなことではないし、その…

八月は一瞬体調崩したり一瞬業務多忙状態になったりして、水泳に行く時間がなかなか取れなかった。久々に昨日ようやく泳いで、あらためて感じたのは、水泳中はともかく終わって帰宅してからの体調が、泳がない日とは明らかに違う。眠ろうとするときの身体が…

先日、シャインマスカットをいただいて、ありがたいことはありがたいのだけど、この分量だと二人暮らしの身にはちょっと多すぎるのだ。無理して詰めた冷蔵庫にすきまを取り戻すためにも、がんばってどんどん食べないといけないのだが、しかし以前にも書いた…

アルノー・デプレシャン「キングス&クイーン」を観たのは二回目なのだが、初見はおよそ二十年前で内容はほとんどおぼえてなかった。ただしある一場面を除いてはだ。それはいうまでもなく、マチュー・アマルリックが父親の働く販売店を訪ねたときの、不良少年…

アルノー・デプレシャン「キングス&クイーン」について。登場人物の女(エマニュエル・ドゥボス)は、新たな相手と結婚を控えているが、子供は元夫(マチュー・アマルリック)の養子にしたい。理由は、子供が今の男よりも、元夫によりなついているからで、彼女が…

DVDでアルノー・デプレシャン「キングス&クイーン」(2004年)を観る。妊娠して、相手の男が自殺して、シングルマザーとして子供を法的に認知させて、新たに出会った男と結婚して、ほどなくして離婚して、パリで画廊経営をはじめて、あらたに実業家の男と出会…

Apple TV+で、フェルナンド・メイレレス/アダム・アーキン「シュガー」全8話のうち3話まで観る。私立探偵とか、殺し屋とか、スパイとか、そういうジャンル映画の最新アップデート版という感じ。 主人公のシュガー(コリン・ファレル)は、過去の(主に往年の…

Apple TV+に加入して、コゴナダ/ジャスティン・チョン「パチンコ(PACHINKO)」シーズン2のエピソード1を観る。前シーズン同様、潤沢な予算に支えられてる感じがする豪華な大河ドラマで、1945年の大阪もさることながら、1989年東京の景色(当時の寿司屋、バ…

ビールは味わうというよりも勢いでぐーっと飲むのがいいと、わりと僕もそう考えるタイプで、それが美味しくてビールを飲むので、クラフトでもエールでもなく、できればふつうのラガービールが好ましくて、これもできればきちんとしたグラスに丁寧に注いだの…

最近は最寄り駅から家までの行き来にレンタルサイクルを使うことが多い。自転車は快適だし、掛かる時間もバス利用とあまり変わらないのだ。今日はたまたま、帰宅途中の妻に追いついたので途中から一緒に帰ったのだが、妻はレンタルサイクルに乗ったことがな…

秋葉原の小さなオフィスに来訪者を迎え、少し打ち合わせし、用件が済んだら、あとは一人で留守番みたいな、誰もいないところに一人でいる。たまにPCだけ持って下のカフェにいく。店は混んでいて、客の仕事してる率が異様に高い。隣席の女性はもろにトラブル…

先週の休暇日の昼に、駅前の寿司屋に行った。すごく久しぶりだったのだが、このお店はやはり悪くない、というのはつまり、平日の昼から居酒屋要素やや強めで、ランチお決まり以外のお好みもつまみも注文可能で、呑む常連客たちがグダグダしているのと、さっ…

U-NEXTでジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」(1974年)を観る。この映画を観ると、ジーナ・ローランスという人物にもきっと「素の状態」がある、つまり演技していない状態がありうるということを、理屈ではわかっていても、きちんと腑に落とせなくなる。 と…

DVDでビクトル・エリセ「ミツバチのささやき(1973年)を観る。観るのは何十年ぶりかで二回目のはず。 このお父さんは、これくらいな年齢の人物だったのか…と、まずそこに驚いた。禿げ頭の目立つ、もっと年季入った真正の老人のように記憶していたのだが、まっ…

DVDで、チャン・リュル「春の夢」(2016年)を観る。三人の男たちがいて、とくに何をするわけでもなく、日々を漫然と過ごし、行きつけの居酒屋に入り浸っている。居酒屋店主の女は店を営みつつ寝たきりの父親を介護している。 三人の男たちはそれぞれ、居酒屋…

デプレシャンの映画から感じさせられる、ある戸惑い、ある違和感、あるいはかすかな忌避の感覚に、どこかなつかしさを感じるとしたら、それは青山真治の作品から受ける印象とそれらとが似ているからかもしれない。とはいえ青山真治の映画をもう、かなり長い…

blu-rayで、アルノー・デプレシャン「魂を救え!」(1992年)を観る。時は1991年、ドイツ駐在のフランス外交官だった父は十三年前に亡くなり、その息子で研修医の主人公(エマニュエル・サランジェ)は勤務先病院のあるパリへ旅立つ。 友人の外交官(ティボー・ド…

明日は有給休暇日なので、外出して映画でも…と思うのだけど、上映中の作品に観たいものがさほど多くなく、しかもどれも微妙に時間の都合が合わないものばかりだ。一日休みなら、二本でも三本でも好きなだけ映画館をハシゴできるものと、いまだに欲張った考え…

それにしても、昨日観た「パスト ライブス/再会」でニューヨークまでやって来た韓国人男の英語の出来なさには、歯痒い思いをさせられた。あの場であれしか英語が出来ないのは、いくらなんでもイライラするなあと。とはいえ、僕よりは全然出来る、というか僕…

U-NEXTでセリーヌ・ソン「パスト ライブス/再会」(2024年)を、最後まで観て、これはなかなか面白い、いい話だと思った。ただ登場人物のひとりである女性(グレタ・リー)の、非常にストイックで自分を厳しく律し続ける、そういう姿勢こそを良しとする倫理観に…

DVDでビクトル・エリセ「エル・スール」(1983年)を観る。映画はその語り口のようなものが、観る者を安心させ甘えさせて、おおむね同じ方向へ誘導させようとすることもあれば、そのような態度を厳しく自重し、容易に観る者を寄せ付けず、安易に安心させず、し…

地震発生の瞬間は横浜駅前にいた。大勢の人々が行き交う駅の入り口、建物の中、お店の中、あらゆる場所から、あの警報アラートのメロディが分厚い音の積み重なりになって、まさに空間すべてを埋めつくすように鳴り響いた。 いったいこの界隈全体に、合計いく…

ものすごく久しぶりの店を訪れたら、めちゃめちゃ久しぶりですねと店主に言われる。この人、少し年取ったけど、かえって昔より精悍になった感もある。前来たのは、たしかコロナ前だったはず。というかコロナ禍は二〇二〇年初頭からはじまったのだから、もう…

世間の夏休み的な雰囲気を、朝の通勤電車のなかで、かすかに感じることがある。それは家族連れとか子供の姿を見かけるからでもあるけど、もっと些細な何でもないことから、そう感じている。たとえば京浜東北線の座席で眠っている女性。この人がいつまでたっ…

回復したと見なして良さそう。ほぼ平常通りなコンディションと言うだけで、無意味に機嫌がよく、軽くこころが弾むような感じがする。午後から夕方にかけて軽く頭痛がしてきたけど、これは風邪起因ではないものと即時断定し、会社を出てから水泳する。まだ薄…

外で猫を見かけるとき、猫はたいていこちらの動きを警戒して身構え、少しでも近づこうとすれば全力で逃げていく。猫はよくわかっているのだろう。人間は執拗だから、ちょっと油断して気を許すと、思いのほかしつこくべたべたと付きまとい、いつまでも止まず…

昨日も今日も、ひたすら寝ている。自分でも驚くほど、いくらでも眠ることができるのだ。一日で十時間以上寝たのは何十年ぶりかと思う。薬のせいかと思ったけど、飲む前でも寝てしまうので、やはり体調のせいなのか。これだけ眠ると、意識していたはずの身体…

何度か行ったことのある鮨屋の店主の前に自分が座っている夢だ。しかし店が違う。たぶん鮨屋ではない。ざわついていて周囲に電光パネルや案内図がいっぱい掲げられていて、なにか妙に軽薄で落ち着きのない雰囲気の店だ。店主もいつもの仏頂面ではなく、場に…

第2類医薬品を買うとき、薬剤師の人が来るまでレジで少し待たされる。あらわれた中年女性が「お買い上げの薬品について、何か聞きたいことあります?」と言う。僕はないですと応えて、支払いする。 僕の母はもともと看護師で、その関係上からか、なぜか子供…