2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Youtubeでベーシスト紹介のチャンネルをひたすら見続けてたら一日が終わる。キャロル・ケイ、そしてジェームス・ジェマーソン、モータウンサウンドを決定づけたベースプレイを、紹介者がじっさいに自ら、ベースを弾いて見せて(聴かせて)くれるのは、じつにわ…

保坂和志「小説的思考塾 vol.18 with 杉本有輝」配信をみる。聴いた話をベースにして、以下自分なりの考えを記す。 書けなくなったら、前に戻る、書けると思うところまで戻るしかない。どこまで戻ってもダメなら、ははじめから書き直すしかない。途中で入替…

YoutubeでPJハーヴェイを検索してひたすら見続けてたら一日が終わる。 ポーリー・ジェーン・ハーヴェイが、あの戯画的なほど過剰に化粧してフェミニンな衣装を着はじめるのは、3rdアルバムあたりからだろうか。Yoututbeでまだグランジ的だった初期の頃のステ…

U-NEXTで、フランシス・フォード・コッポラ「カンバセーション…盗聴…」(1974年)を観る。 他人のプライバシーを盗む、その音声を収録した録音テープを、依頼人に売る。それで利益を得るかわりに、きっと誰かが不幸になる。盗聴のプロであるハリー・コール(ジ…

ヴァネッサ・パラディの"Joe le taxi"は、youtubeで探すと、やはり80年代のデビュー間もない頃の映像がほとんど、あとは00年代以降のもので、90年代があまり見当たらない。 www.youtube.com この時期の他の音源が聴きたいのだが…。 www.youtube.com これはデ…

朝起きて、夜通しエアコンが動いてたのかと思うけど最初から動いてない。長い夏が終わったので、袖のボタンを外して一度折り返さなくても良い。ハンカチは一枚しか持たない。駅まで歩いても汗ばむことがない。電車を待つホームで日の当たる側でも立っていら…

面談が終わって、私はもと来た道を引き返して駅へ向かう。足取りは重い。けっして悪い感触ではなかった、手応えめいたものがあった気もする、が、明日から選考結果連絡待ちの日々を過ごさねばならないことが、つい両足を引きずって歩きたくなるような疲労感…

テーブルを囲んだ女性四人の写真。右手前にいるのは妻だ。ほかの三人は妻の昔からの友人だ。左手前の人がお店のスタッフに渡してスマホを撮影を頼んだのだろう。テーブルに向かい合って、顔をカメラの方へ向けて、四人とも同じ方向を見ている、はい撮ります…

竹橋の近代美術館の常設展示にて、清野賀子「The Sign of Life」を観た。 写真、被写体、作家、そのどれもが、必ずしもぴったりと合わさらないのが、写真という媒体だなと、あらためて思った。写真はとにかく、カメラのしたことなので、写す側も写される側も…

シイラの干物が食べたいな…と急に思った。もう何十年も食べてないのに、なぜ突然思い出すのか謎だ。シイラの干物なんて、けっして美味しいものではないはず。やけに塩辛いだけで、そのまま食べても、どうということもない。ほぐしたものを、ごはんに乗せて、…

U-NEXTで、リンゼイ・アンダーソン「八月の鯨」(1987年)を観る。僕自身は、リリアン・ギッシュにもベティ・デイヴィスにも思い入れはないどころか、ほとんど無知に近いのだが、それでも画面に二人の高齢女性がまともに大写しになると、なぜか得体のしれぬ感…

ゴミを捨てるにしても、ただ捨てるわけにはいかない。いやただ捨てるだけに、行為を収束させてもいいのだけど、でもリサイクル、持続可能などうのこうの、これいりませんか?の振る舞いを、かたちだけでも、しなければいけない。いります?とたずねて、誰も…

蚊帳の実物を見たことはない。蚊帳の存在を知ったのは、たぶん本とか昔話からだろうか。「次郎物語」に、出てきたのじゃなかったろうか。でも「次郎物語」は、子供の自分には退屈で、たしか最後まで読まなかったと思う。 打ちっぱなしのゴルフ練習場があった…

渡り鳥には、その生涯のほとんどの時間、空を飛び続けるものがいる。そんな彼らにとって、飛行している状態こそが「我あり」なのだ。彼らにとって地上は「死」で、だから彼らは生涯をかけて、一直線に死へと向かい海を渡る。ただし鳥は地上に子孫を残すのだ…

ネットで見た情報によると「左利きの女」のロケ地は、ドイツでなくフランスらしい、そうなのか。 ところで、よく見ると「秋立ちぬ」も「ワイルドバンチ」も、U-NEXTならそのまま視聴できるのだった。どちらもAmazonにわざわざレンタル料金を払ってしまったで…

テレビを見ていたら、ダチョウは脳が40グラムしかなくて、飼育者の顔はまったくおぼえないし、継続的な記憶をほぼ持たないという話をしていた。飼育研究者の人は「ダチョウは、とてもアホなのです」と言っていた。 また、身体的特長の一つとして、かなりの大…

ペーター・ハントケ「左利きの女」(1978年)を観る。これは、なんという景色だろうかと、胸がざわつくような感じ。70年代半ばのドイツのどこか郊外だろうか。閑散とした駅のプラットホームを、列車が走り抜けて紙屑が舞う。宅地造成の街並みのところどころに…

Amazon Primeでサム・ペキンパー「ワイルドバンチ」(1969年)を観る。冒頭、明らかに正規な軍隊の恰好をした騎馬隊がやってくる。道端には褐色の肌をした子供たちが集まって騒いでいる。子供たちの取り囲んだ砂地の穴のなかにはたくさんのアリが群れていて、…

レンタルサイクルは便利で重宝しているのだけど、借りる自転車はあっても目的地で返せない、つまり返却可能台数が0台のことが最近少なくない。状況は頻繁に変化するし、返却予約もできるのだが、利用開始後に返却先を予約するしくみで、予約段階ではできない…

学生の頃、飲食店でバイトをやってたとき、ビルの二階が美容院で、従業員の女性たちが仕事帰りに店にやってくることがあった。もう顔見知りなので、遠慮も何もなく常連というか友人のように、どやどや店に入ってくる。でも今思えば、あの美容師さんたちはお…

秋刀魚が二尾で690円と、さすがにまだ高価格、しかも大きさだって物足りないのだが、初物だし買っておこうと。そしたら意外に悪くなくて、ああ良かった立派な秋刀魚だったと思って満足した。もうこれで、しばらくのあいだ秋刀魚は食べなくても良い気さえした…

モツ刺しにオリーブオイルと塩胡椒、その上に半分に切った国産のライムが添えてある。このライムには優しい酸味とかすかな甘味もあるから、力を込めて、できるだけ絞り切って、と言われる。ぐいぐいライムを潰すと、爽やかな香りが広がる。 アラカルト主体の…

「遊行柳」の主人公(シテ)は、柳の精であり、「船弁慶」の主人公(シテ)は、平知盛の怨霊である。物語の構造を考えた場合、これらの登場人物は、どちらもこの世に実在しないのだから、脇役(ワキ)である遊行あるいは弁慶・義経が見ている幻想とも言える。 どち…

銀座の観世能楽堂で第三十一回能尚会。番組は仕舞に続いて能「遊行柳」、狂言「萩大名」、仕舞に続いて能「船弁慶」。 能には、経験と修練を積み重ねた結果としての、きわめて高度な身体の制御がありながら「演技」はない。かつての出来事を再現させようとい…

Amazon Primeで成瀬巳喜男「秋立ちぬ」(1960年)を観る。 映画やドラマで、子供の演技を見るのは苦手だという自覚がある。たとえば小津の「お早よう」は、僕には耐え難い。 子供の演技というのは、上手ければ上手いほど、見てるこちらをなにかいたたまれない…

カラヴァッジオの作品(本物)を観た回数はそれほど多くない。東京でカラヴァッジオ展が開催されたのは2001年らしい。たしかこれは行った。2002年にミラノ・フィレンツェ・ローマと旅行した際にも幾か所かで観た。2016年の西洋美術館は行かなかった。2019年名…

テレビで「新宿野戦病院」を見ていて、けっこう驚かされた。新たなパンデミックが襲来して世界中が慌てふためくのだが、ほんの数年前のことなのに、もうすっかり過去と化していた様々なものが、いきなり一挙に噴出してきたという感じがすごかった。しかも当…

泳ぎながら、爆音で再生されるザ・ストゥージズ、曲は"Raw Power"。しかし爆音過ぎて水中で鼓膜が破れそうになり、さすがにボリュームを少し落とす。水泳しながらストゥージズを聴く人間は、世界広しといえども自分だけではないかと思う。 次に再生されたの…

8月はほぼどこにも出掛けなかった。出掛けたい場所もなくはなかったが、暑さに負けた。大豆食品と玉葱と生姜を主食として生きたような感じ。ワインはそこそこだが、日本酒がしつこく感じてしまい、著しく消費量が減った。たいていビールばかり飲んでいた気が…

妻がアイロンかけたり洗濯物を家干ししたりしながら、U-NEXTのウディ・アレン「ハンナとその姉妹」(1986年)を「ながら見」してるのでぼくも観る。三姉妹がいて、夫がいて、元夫がいて、ジャズのスタンダードがピアノで流れて、ドタバタと色々あるけど最後は…