指示


もうあかん、といいたくなるくらい忙しい…などと書くと如何にも大げさだ。じつは、そんなに言うほどでもない。さほどでもない。というか、どのくらい忙しいのかよくわからない。もう制御しきれてない。でも本当に制御しきれてなかったら、色々と問題になるので、なんだかんだ言ってもまだたぶん、制御している部分はあるはず。でももはや、これからどうなるのか正直よくわからなくなってきた。自分が船だとしたら、もうじつはかなり、ところどころ浸水してしまっていて、傍から見たら思った以上に大きく傾いてしまっているのかもしれないけど、自分ではまだ気づけてない状態かもしれない。とかなんとか深刻に考えると深く沈んで轟沈するかもしれないので、深刻にはならないようにしている。とりあえず進めるだけは進む。そこには意思とか目的とかはない。あらかじめセットした通りの事をやる。あらかじめそのようにセットした、という過去の事実だけが道しるべだ。