その人物の行動に先回りして、何かしら説明しようとしている感じ、操作しようとしている感じがする要素は全部修正したくなる。彼はこうした。彼はこうした。彼はこうした。という同じ態度の記述が、ずっと続くようなかたちでなければダメ。また、ややこしいことを書こうとしていて、最初上手くいかなくて苦しみながら、結果的にそのややこしいことを自分がそれなりに腑に落として書けた、と思うものと、自分でそのややこしさに翻弄されて何がなんだかよくわからなくなってしまっている状態のままに書けた、と思うものと、どちらにせよ読み直したときに、結局どのようであればOKなのかの判断を自分が下さないといけないから、そのときに自分は何をしたかったのかを考えるが、それはどのようであれば好ましいと思うかなので、こういうときに自分の甘さが露呈するのだが、自分に厳しくしようと思って再度読み直したとしても、これでは駄目だと思って全部修正したら、本当はそのままで良かったはずのところまで直してしまったりもする。いや、良かったかどうかはわからないけど、結果としてどちらにしたかったのかが、ちぐはぐになってくる。だから、こういう遅さで考えてしまっては、その時点でもう駄目なのだろうけど、世間知らずの、状況判断力の無さもやはり駄目で、まあ要するに力不足だからこうなる。で、結局いじり過ぎて駄目にするのが、ほとんどなんだろうなと思う。もう既に、完全に弄り過ぎてる。
