成金2.0


サーチ・エンジンというのは要するに、どんな索引(index)をもってるのか?というだけの話で、そのindexの持ち方がサーチ・エンジンの個性なので、それ以上でもそれ以下でもないだろうと思う。で、Googleのindexが、今世の中的にはやたらとすごいってことになってる訳で、それはそうなのかもしれないしそうじゃないのかもしれないのだが、まあでも、その索引のありさまがああいうかたちで成果としてあってシステム化されており今もなお発展している事に対して、Googleとかはすごい世界的に評価されていて、それをもとにして金もどばどば入ってくるという事なのだから、その索引のありさまがとどのつまり編集の成果という事なのだし、それが批評性という事で、Googleがいまもっともアクチュアルだと云われてるのだろう。それは確かにそうだ。Googleっていう会社がすごい会社だっていう事は確かである。でも、その、そのような状況に対して、僕らが何か考えないと駄目なんだっけ?という事に関しては、そうなのかね?どうなのかね?というのが本音である。いやGoogleとかロングテールとかweb2.0とかって、そんな大した話なんですかね??というのが、かなり昔から僕の中にはあって、要するに編集の主体が人間ではなくなった、みたいな事がすごい革命的みたいに思われるのだろうけど、でもだったら、昔のそういうindex自動生成じゃなかった頃は主体が超・人間的だったんですか?そもそも人間的な主体の編集操作って何ですか??みたいな根本的疑問は感じないかといったら無茶苦茶感じる。今の時代ってすごい即物的にアクセス数とか利益とかで成果が算出できてしまうというのも悪く作用してると思うのだけど、実際は何事かを為そうとして、それの効果とか成果とかをきっちり求めるのってほぼ無理だろうし、そういうのをセコく欲しがってもしょうがないと思う。もっと適当ーーにやってもいいのでは?とも思ったりする。ってかweb2.0とかってどうしても最終的に「おいしい」思いをするのは誰?一番「勝つ」のは誰?一番「儲ける」のは誰??みたいなところに話が行きがちな感じが薄っぺらい感じに思えて、何か駄目なのだ。なんかもっと楽しいイメージを見せてよーとか思ってしまうのだけど。。


ってか、連日忙しくて忙しない。忙しないときに勢いだけでこういう文章を書くのが一番良くない。でももう書いたし、欠番させるのも良くないのでとりあえず今日はこれで。