iPhoneは便利


iPhoneは今日もいない。iPhoneが自分の足で歩いて家まで帰ってくることはまずないだろうから、僕のほうで仕事の後、何箇所か心当たりをたずねてみただけだが「いえこのあたりでは見かけませんでした」と言われて何の成果もなく、こうなるとさすがにもはや絶望的な状況と考えないわけにはいかない。とりあえず今週末までは待つが、そこでいったん捜査打ち切りだろう。しかし、失くしてみるとわかるけど、やっぱiPhoneって便利で、ないと不便で、他人に「こないだiPhone失くしちゃったんだよ!!」と言うと、へーそうなのぁバカだなあとか言われるだけで、え?それだけ?と思うほど誰も大して関心もってくれないし同情もしてくれない。要するにiPhoneなんて全然大したものじゃない。でも不便だ。そしてまた買うとなるとお金がとてももったいない。


今日は出勤のときiPhoneもないし、おまけに本も忘れたので、90分以上の通勤時間をぼんやりと過ごすしかなかった。前日かなり寝たので大して眠くもないので、会社に着くまでひたすらぼんやりしていた。満員電車で、乗り換えのときは寒くて、まったくいつもどおりの酷い朝ふだが、でもぼんやりは意外と退屈しないものだ。そして今日も輝くようなすごい朝日の光。