チームメンバー


雑沢弓一と、瀬中孝一郎と、あともう一人誰だっけ?ああそうだ、共修三太。この三人で分担して受け持つことになっている案件がこれだ。結構でかいよな。で、来月から吉春久井子と祖柄由愛香の紅二点が、こっちのチームに来て、この三人とどんな風に絡んでいけるのか。それが問題だな。澱賀事務局長からの強力な推薦があって派遣された二人だし、そう手荒には扱えないし、その筋の経験と実績はすごいわけだからもちろん上手くはまればすごいパフォーマンスを発揮してくれるはずなのだが、しかしダンサーが多すぎで振付家が不在というか、いかんせんマネジメントに人材不足な感は否めない。こうなってくるとやはり前期で任期満了となってしまった留芽弓家と割下智貼の不在というのが、ここに来て大きなダメージとして効いてくるなあ。今、詠見柄匡子がやたらとたくさんの荷物や書類と一緒に陣取ってるあの席に、しばらく前まで居た二人。あの二人がいたときは良かった。あの二人がいてくれるだけで、チーム全体の雰囲気がずいぶん違ったのに、それがいまや…最悪の場合このままだと崩壊の危機もありうる。それはまずいな。あぁでも今はまあ仕方がないよな。留祖出嵌瑠矢とか、鯉有事朗とか、あともちろん卯見経美池もだけど、あのあたりの若いのが、もうちょっと成長してくれるまではじっと我慢して、辛抱の年月を過ごすしかないのかもな。