フランス料理史


 風邪はやや良くなったと思うが、目に異常が。結膜炎の可能性がある。しか今は日中よりも落ち着いている。充血の度合いが薄れた。明日の朝にまた目脂がたくさん出ていなければ、これも勝手に治るだろうと思うがどうか。

 図書館で借りた辻静雄「フランス料理の学び方」が面白かった。フランス料理史が、ギリシア・ローマ時代から中世、十七、八、九世紀までの、それぞれの文献によって紹介されていくのだが、とにかく当時の本を入手して読む、という徹底がすごい。というか、辻静雄の時代で、フランス料理を体系的に学ぶというのは、そうやって自力で原書を探して読むということなのだ。昔の人の勉強の仕方というのは、ほんとうにものすごい。