連休初日


しばらく乗ってないので自転車に乗る。後輪の空気を入れなおして、駅前のジムまで行く。古い曲を聴きながらいつもよりもやや長めに泳ぐ。買い物して帰る。雨が降り出しそうな空。帰宅後、年賀状をばーっと書いた。もうやめたい年賀状、と、毎年思っているが、結局このまま、いつまでも書き続けそう。でも年々、出す枚数も来る枚数も、じょじょに減っていくことだろう。食事の後、DVDで「ブルックリン」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観た。どちらも若くて旬な女性俳優が見どころな作品、という感じ。


毎日、運動活動量を自動で計測してスマホでデータ取ってるわけだが、平日の通勤で歩くのを、集計アプリはやけに過大に評価してくれる。したがって、休みの日には水泳したくらいでは設定してある目標値になかなか届かない。正直、一時間近くも泳いでるのに、なんで平日朝と帰りの徒歩と同程度かそれ以下くらいしかポイント評価してくれないのかとやや疑問に感じるが、まあ、ウチは駅から遠いので寄り道せず歩いても往復30分くらい掛かるのだが、まあ今日は自転車に乗ったからダメだったのだ。でも自転車にもたまには乗らないと。


山田正亮展の図録内の解説・論考を読みつつ、印刷図版を見かえしていた。僕としては、おびただしい数ある作品群のなかでは、Work Cの白っぽい一連のシリーズと、Work D全般がもっとも好きである。Work E、Work Fは、技量的には凄まじいというか、なんと巧みな、センスと技術のある画家だろうか、という感じではあるが、やや時代(80年代っぽさ?)を感じてしまうようなところもあるように思われた、のだが、でもやはり観ていたい作品群である。あと、会場には制作ノートが何十冊もあってそれも展示されているのだが、これらがもう、じつに綺麗な、手書きされたノートのうつくしさの最たるものという感じである。こういう、エスキース帳とか、メモとか、人間の筆跡、痕跡というのはいいものだなあと思う。僕たち以降の世代はもう、パソコンとかがあるからこういうのは廃れてしまって…などと云うのはつまらない言い訳、今のアーティストでも制作ノートを書き残している人はたくさんいるはず。


山田正亮をはじめて知ったのは、たしか学生のときに雑誌(美術手帳)の裏表紙に、絵の具メーカーの広告記事の作家紹介でだったような気がするのだが、記憶違いかもだろうか…。でも雑誌に載っていたのは確かだ。ストライプの作品が載っていて、一目見て「あ、これは」と強い印象を受けたのを今でも思い出す。その選択された色彩の組み合わせと、絵の具のたれがつくりだしている絵画的なうごき。


明日は外で食事でもいいか、、などと思ったら、思い出したそうだ明日はクリスマスイブじゃないの。それならば外食なんてほぼ不可能じゃないの、と、今さらのように気付いた。ソバ屋とか熱燗に湯豆腐の店なら入れるか。というか今が十二月だということをぼやっとして忘れてるのも、もしかしたら毎年のことかも。