夏休み

最近なんとなく思い浮かべたこと。人間の一生は夏休みのようだ。長いような短いような限定された時間のなかで、基本的には楽しくて、たまに楽しくないこともあり、思った以上にもてあまして退屈な時間もあり、夢中になったり、たそがれたりもするが、しかしやるべき宿題らしきものが、わりと最後の方まで手付かずで残っていて、それが気掛かりでもある。そろそろやらないといけないのはわかってるのだけれども、どうもやる気がしない。別にやらなくてもいいとも思うし、でもやった方がいいとも思う。どうせ最後の残り何日かで、あわててやるんじゃないかという気もする。それでぜんぜん間に合わなくて、でもまあ僕ならこんなもんだろうと半ばあきらめてしまうような気もする。でも夏休みは楽しかったし、また早く次の夏休みが来ないかなあとは思っている。