BlueTooth

先日買った防水ウォークマンBlueToothが付いているので、音楽ファイルをインポートすれば音楽プレイヤーにもなるし、BlueToothをONにすればワイヤレスイヤホンにもなる。ということは、水泳しながらApple Musicの膨大なライブラリ内音源を延々シャッフル再生することももしかしたら可能ではないかと、そこに期待して今日プールで実験してみた。iPhoneはタオルにくるんでプールサイドの棚に置いておき、プール内でBlueToothをONにする。するとあっさりiPhone音源を聴くことができた。やった、これで電車内だろうが水泳中だろうが関係なく…と思ったけどそう上手くは行かず、まあ概ね予想通り、水中に頭を入れてイヤホンが水中に没するたびに通信が遮断される。正確にはイヤホンの右側が水没すると遮断される。BlueToothの受信部がおそらくそこにあるのだろう。息継ぎで水から上がった顔を右に向けると、きちんと音声が聴こえるが、水中に戻ると遮断される。それがまるで、光を手で遮っているかのように、律儀なくらいにきちんと遮断される。無線通信ってほんとうに水は通さないんだなとわかった。もちろんずーっと顔を水面に上げっぱなしであれば、音は遮断されない。25メートル先まで行っても遮断されなかったので、距離的にはまったく問題ないこともわかった。しかしさすがにずっと頭を水面に上げっぱなしで泳ぐわけにもいかないので、ここで実験終了。通信技術のさらなる発展によって、いつか電波が水中にも十分に届く日まで待つしかない。あるいは細いアンテナ線を立てて、それが常に頭から水上に突き立ってるようにするとか…。