テレビを適当に替えてたら、98年ごろのフィッシュマンズが出ていて、それをぼんやりと見ていた。以下の番組でスタジオライブをやっていて、ああー時代だなあ…と思った。

https://www.spaceshowertv.com/sp/program/special/encorehour_fishmans202103.html

演奏以外の、メンバー三人のトークの感じが、今ではちょっと考えられないくらい、みんな態度悪くて、ほとんど愛想無し、やる気なし、あさってのほうを向いて、唯一ドラムの茂木氏だけが場の潤滑油で、しかしトークの時間中、みんなほぼタバコを喫ってぼーっとして、一言二言何かいうだけみたいな感じ。でも、たしかに昔はこうで、これが当たり前だったのだ。それこそたぶん、かつての僕だって、他人に対して、だいたいこういう感じの態度だったような気がするのだ。

もはや、なんか昔すぎるというか、これって現代から見た明治時代とか大正時代に近いくらいの距離感ではないかとさえ思った。あんな狭い場所でうつろな目で煙草の煙にまみれて、狭い酒場とかにいて、今となってはこれって、どこか外国の映像じゃないのかと思うくらいの…。