フジロック配信day2

家でフジロックの配信を、見たり見なかったり、本を開いたり伏せたり、ビールを飲んだり、ぐーたらした夏の休日。

それにしても、フジロックに森山威男(KYOTO JAZZ SEXTET feat. 森山威男)が出て、配信越しにそのプレイを見ることができるなんて、とんでもないことだな。

テナー栗原健とトランペット類家心平の、双頭ブロー合戦が熱くて素晴らしく、ひさびさに脈拍の上がる感じを味わう。そもそも沖野修也という人の音的な嗜好に、森山威男はぴったりと重なるところもあるだろう。かすかな抒情をひめつつモーダルに激しく盛り上げていく、所謂いちばんガンガン盛り上がれる系のやつだ。自分もたぶん、一生そういうのが好きだと思う。

夜はコーネリアス。これまでと見事なまでに何も変わってない、やるべきことを、いつものように淡々とやってるライブ。もちろんそれで充分に良くて、それ以上何ものぞむものはない。