白ならともかく赤ワインは、開けたその日にボトル一本を飲み干すことはほとんどなくて、大抵の場合はグラス数杯分くらい余る。後日飲み切ることもあれば、そのまま日数が経過してしまうこともある。日が経つほど飲む気が失せるけど、捨てる気にもなれず、仕方なしにいつか料理酒として使うために置いておくことになる。
そんなお酒が溜まってくると、費消するために今日は赤ワイン煮込みを作ろうとなる。この暑い最中にそんな料理を作るのかというところだが、必要に駆られたときこそが機会である。圧力鍋さえあれば手間も時間も大して必要なし、何を煮込むかは、その日のスーパーの売り場次第である。
めずらしいことに牛すじ、あと骨付き豚もあった。これを買いネットで出てきた適当なレシピの通りにやったら、あれ?と意外に思うくらい、なんかおかしいぞ?と思うくらい、予想に反してとても上手に出来た。すごい、手作りで、こんなうまく出来るものか。やや高揚する。料理酒ストックも思惑どおりに消えて、おおむね上手くいった。こういうのは珍しいことだ。でもあらためて、これを作るためにわざわざ料理用の赤ワインを買うか?と言ったら、それはしないのだよなあ。