2007-06-19から1日間の記事一覧

「三四郎」夏目漱石

三四郎をゆっくりと時間を掛けもう一度読みたいと思った。 静かなものに封じ込められた美禰子はまったく動かない。団扇をかざして立った姿そのままがすでに絵である。三四郎から見ると、原口さんは、美禰子を写しているのではない。不可思議に奥行きのある絵…