2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ヒューマントラストシネマ有楽町で「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」を観る。1961年イスラエルでのアイヒマン裁判をテレビ中継する制作スタッフたちを描いたイギリス映画。お話として、あまりにも素朴すぎて微妙な気持ちになる。素朴であることの罪…
また微妙に風邪のひきはじめな感じである。連休初日でこのありさまだ。まあ、ずっと引きこもってるだけでも全然かまわないのだが。 またしても風の強い日。最近にしては肌寒かった。 久しぶりに、アオサギを見かけた。夜の七時前くらいで、もうあたりが暗く…
食事あるいは酒を飲みながら、読書するのが苦手である。メシ食いながら本、上手くできますか?僕は無理。飲食中の読書を、行儀が悪いとは、あまり思わないのだけれど、いやいや、行儀が悪いけど、でもまあ、いいじゃないかと思っている。でも、いざやろうと…
望まぬ結婚でした。愛情も何もないまま、家庭に入って、主人に仕えてきました。夫の仕事を影で支えて参りました。そうです。この家は、私が守ってきたのです! あの店の嫌なところは、まず入るとかなり饐えた匂いがするのに、誰も気付いてないか気にしてない…
未明から朝方にかけて、いつまでもとりとめなく夢を見ていた。けっこう不吉な、けして楽しい内容ではなかったのだけれども、それでも夢は見終わって目がさめると、どうしてただちにまたすぐに同じ場所に戻って、さっきの続きを見たく思うのか。不吉さも暗さ…
プリンスが死んだという話は、なぜか妙にリアリティが無い。今日もまた「あ、プリンス死んだのか」と思って、「それにしても、死ぬというのはどういうことだったっけ?」などと考えてしまう。言葉の上っ面でしか「死んだ」をわかっていないようで、だから一…
みなとみらいの、クイーンズの、エスカレーターを昇ってすぐの箇所に、ソフトバンクのwifiのアクセスポイントがあるので、そこに立ち止まってダウンロードすることが多い。ふだんmusicのモバイルデータ通信はoffにしてあって、そうでないと通信費がすごいこ…
頭髪や肩口やコートの裾をべったりと風に潰されて、前のめりになってよろよろと歩く。ぶ厚い銀色の雲が空を覆っているのに、初夏のような日差しが降り注いできて、しかも雨はまだぱらぱらと落ちているので、濡れた路面や木々が揺れ動いて目も眩むような光の…
玄関を出たら穏やかな天気で、薄手のコートでもやや暑く感じるほどだ。最近うちの近くの公園脇を流れる小川の傍に、たまにアオサギがいることがあって、昨日の夜など帰宅中の妻とすれ違うくらいの距離にぽつんと佇んでいたらしく、妻がその場に立ち止まって…
T.Rex「電気の武者」を久しぶりに聴く。1971年リリース。すごいね。プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが才気走ってる感じ。ちょっとJ Dillaを思わせるような、絶対に適切な箇所にはまらず、どこまでも浮遊したままのストリングス。全編このアレンジで…
なぜかBoz Burrellを偲ぶここ数日。King CrimsonのIslandsを聴く。今更だけど僕は、King Crimsonが心から好きではない。聴くたびにその思いを新たにして、何度でもかみ締める。でも聴くのは聴くんだから、好きなのでは?とも思うが、それはちょっと違うのだ…
高尾の多摩森林科学園に行く。たしか一年前にも行ったと思ってよくよく調べたら二年半近く前のことだった。信じられない。あれからそんな月日が経ったとは…。 前回とは打って変わって、桜が全開の、見物客もたくさんの、すごい盛況な場である。しかしあらた…
「砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集」を読んでいる。まるで、小説が書いた小説、という感じである。人間が自己の内面の感触をたよりに作った、という感じはない。 過去何十年か何百年かの、人間に読まれてきた小説的な記憶が、まるで機械とか植物と…
[rakuten:cocodecow:10091727:image] 偉い人の話を聞く。若い人の話を聞く。小さな箱の中。新しい山手線。冷たい風。
一味唐辛子です。そばうどんです。 タバスコハラペーニョソースです。野菜や魚介類に合います。 粗挽き唐辛子です。何にでも合います。おすすめです。 ハバネロソースです。こってりした料理に合います。
前回のはシラーなのに華やかで軽くエレガントでちょっと面白かったでしょ。これはカベルネで、ミディアムでベリー系の華やいだ感じ。こちらだとカベルネとグルナッシュで、やや重たく、オーストラリアらしさが感じられる。どちらも最近すごくがんばってる生…
男のくせに、よく女の言葉で話ができるわね。女のくせに、よく男が主人公の小説を書けるな。男のくせに、泣くんじゃない!女のくせに、なんだその態度は!男のくせに、恥ずかしくないのか?女のくせに、はしたない。ああ、あさましい。なんだと?もう一度言…
朝一で病院に行って、咳止めの薬をもらってからまた出かける。小石川植物園へ。ぼけーっと阿呆面で木だの桜だのをきょろきょろ見回しながら、小一時間ほど園内を徘徊する。出し抜けに視界の半分以上を鋭い緑色の点描が覆ったり、透明な白が降り注いだり、ふ…