スタンダード・ナンバー

人は誰でも、いいところと悪いところがあります。あの人もそう。いいときは本当に、素直で明るくて、前向き。悪いところも当然ある。直すべきところも、どうしようもない部分も。まあ、当たり前のことでしょう。 でも、実はいいところも悪いところも、あの人…

ツボる

月曜日にリンクした中村佳穂のスタジオライブを、あれからもう、何度観たかわからないし、他のyoutube映像もひたすら観続けてしまう。完全な、中毒患者みたいになってしまったではないか。いや、前にも言ったように、この人のやってることの、何もかもが好き…

まあええか

サングラス、ほしいなと思うんだけど、僕、サングラス似合わないんだよね あ、私もそうなんです、サングラス毎回ほしいって思ってて、買おうと思って、見に行くとするやないですか、それで、これけっこうええやんって思って、彼氏に見せると、いやあ…って、…

骨と肌と目

"Coyote"を歌うジョニ・ミッチェル。あなたと私との問題について、私はもうわかってる、すでに悟った、という視点からこの歌は歌われている、歌の内容というよりも、ものの言い方でそう感じる。「No regrets Coyote」(後悔しないで)と相手に諭すように、何度…

中村佳穂LIVE配信

中村佳穂が13日にリキッドルームでやったライブがyoutubeで配信されていて(15日まで)それを観た。2時間40分もあったのには驚いたが、いや全編、本当にもの凄くて、今もっとも注目なミュージシャンには間違いないとは思うが、ものすごい才能、突出したパーソ…

ハシビロ

一昨日から昨日に至る暴飲暴食の反動が今朝来ていた。どろっと身体全体がだるかった。天気も悪いし、とくに予定もないし、まあ散歩がてら、久々に上野動物園にでも行くか、ハシビロの様子でも見に行くかということになって出掛ける。池之端門から入園すると…

浜離宮

新橋に12:00集合の約束、なのに15分以上前に6人全員集まる。連休初日なのに…みんな暇か。僕はわりと好きで年に二回くらいは来る浜離宮公園。曇り空を背景に、書割みたいに立体感をうしなった高層ビル群に取り囲まれたような日本庭園風の敷地、もしかして客の…

E氏

一年ぶりくらいにEさんと---うんざりするほどしょっちゅう会うEさんとは別人のEさんと---会食。話題がもう、このまま一人で死んでいくわけだから…とか、家族の墓は自分が始末しないと…とか、せめて70過ぎまでは元気でいたい…とか、本気の老人仕様な会話を始…

あなたみたいに美しい女性が、どんな人生を送っているのかに興味があるんですよ

面白いか面白くないかわからない話、今してみてもいいですか?って言うから、何かと思ったら柔道着に柔軟剤の話だったっけ。柔道やってる男子高校生はみんなすごくきれい好きっていうか、汚れとか汗とか匂いに異常に敏感で、柔道着もそれぞれ好みの柔軟剤で…

Coyote

通勤電車の中で、"Coyote"を歌うジョニ・ミッチェルのCDに付いていた歌詞カードの字面を追いかけながら音を聴いていたら、朝っぱらから感極まりそうになった。もちろん何度も聴いたことがある曲だが、それでも聴くたびに思うが、この曲にはひときわ鮮烈なも…

Case of You

"Case of You"は、"あなたの場合"という意味ではなくて、"あなた一ケース分"か。ジョニ・ミッチェルは、さすがに「あなたに夢中な私」の姿を、そのままさらけ出すようなことはしなくて、ちょっと気取ってるというか、ちょっとカッコ付けた風の言葉になってい…

暫定

新オフィスの窓から見下ろすと、埋立地の向こうは海だ。でも横浜の海はやはり、海というよりも物流の窓口のようにしか見えなくて、要するに広大な駅みたいな雰囲気でしかない。水平線の先にきちんと、次の停車駅が待っているような感じがして、あまり開放感…

バンド

久々に2018年のCEROライブDVD、久々に観たけどやはり素晴らしい。最新アルバムがリリースされる前から、CEROはボーカル、キーボード、ギターの三人がコアメンバーで、それにドラムとベースの第一サポートメンバーがいて、さらにキーボードとパーカッションと…

バリ・アラビカ

ふだんコーヒーをそれほど飲むわけではないが、図書館の帰り道にある喫茶店にはよく立寄る。日々の生活において、きちんと淹れてあるコーヒーを飲む機会はその店を訪れたときだけだ。注文はいつもその日のサービス価格になっているレギュラーコーヒーをお願…

移転

あっさりと、あっけなく今週が終わってしまったのだが、今週と来週以降では色々と環境も変わるので、本来ならそれなりに感慨深く感じてもいいはずだが、まるでそんなこともなく会社を出てしまった。なんだかんだ言って八年とか過ごした場所で、オフィスや周…

梅雨

梅雨入りしたのが先月で、もう一か月近く立つはずで、今年はよく雨が降るし、気温もさほど上がらないし、いいのか悪いのかよくわからないが、とりあえず今朝はまいった。真横に強く降る雨にうたれて、桜木町の駅を出た人々が、傘を持とうが持つまいが、いっ…

敗者

恋愛を歌った歌に関して「勝敗」で区分けるとすれば、僕は敗者側の歌を好む。恋愛で勝利した側は、自分が勝利したという自覚がない。君と一緒でハッピーだと、その素晴らしさを力一杯歌うだけだ。もちろんそういう歌に素晴らしいものはたくさんあるが、敗北…

なぜ

今日もまた飲み会…。しかし前日の睡眠が効いて体調は良好、少し厄介な業務上の連絡事項がわりときれいに片付いたのもあり比較的軽快な気分で有楽町へ向かう。 コーネリアス「あなたがいるなら」は、「なぜ?」という問いかけからはじまる。この曲は、恋愛感…

お疲れ

酒を飲みすぎた日の朝に特有の、なんとも鈍くて重い身体を引き摺っていて、それが午後になっても回復しない。いつもなら昼食を取ると少しずつ体温も上がって活性化するように感じられるのだが、今日はダメだ。昨夜の飲酒量が、というよりもつまり先週から連…

ヘテロトピア

東京都美術館 ギャラリーCで都美セレクション グループ展 2019「ヘテロトピア」を観た。松浦寿夫「misique de table -テレマン礼賛」と題されたシリーズがとても良かった。何の変哲もない、白い紙コップと紙皿がぐしゃっと潰れたり歪んだり、変形・着色させ…

思春期

埼玉の実家に一人で帰って母親と妹夫婦と共に昼食の会。ここ最近の、自分でもいいかげんみっともないとは思うのだが、つい自年齢にまつわる愚痴めいた話題を振りたくなってしまって、ああもう嫌だ、もう若く見てもらえない、ただのおっさんにしか見られなく…

晩餐

いつものメンバーから五人集まって御茶ノ水の四川料理。テーブルを囲んでいる様子を写真に撮ってLINEのグループに上げたら、参加しなかった別のメンバーがそれを見て「なんか最後の晩餐っぽい」とコメントした。たしかになぜか全員が笑顔もなく俯いていて、…

夢の中で

コーネリアスを聴いて、ほとんど泣きたくなるような感傷にずるずると浸る。普通の音楽がなんの疑いもなく当たり前のように居座っている場所にコーネリアスの曲はなくて、どの曲も、その曲があるとないの中間の場所にかろうじて位置してる。メロディやリズム…

タロウ

犬や猫の、愛嬌や可愛さ、幼児のような天真爛漫な愛すべき愚かさ、はかなくて、か弱くて、人間を惹きつけずにはおかない魅力、それは彼らが、最終的には人の力を借りずには生きていかれない存在だから、人間に愛され、庇護されながら生き延びるため、発達さ…

明るさ

会社を出たときに、まだ空が明るいのは、気分がとても助かる、それで、どうというわけでもないのだが、あれは晴れたらいつも、この季節特有の、救いの気分をもたらしてくれる明るさだ。まだ熟してない果物をもらって、食べるまでしばらく待たなければいけな…

残雪

残雪の「カッコウが鳴くあの一瞬」を図書館で何となく立ち読みしてたら、かなり良くて、これは読みたいと思って借りてきた。冒頭の短編「阿梅、ある太陽の日の愁い」を最初に読んだときは相当鮮烈な印象だったのだが、二度目に読んだら、あれ、実はけっこう…

圧力鍋

念願の圧力鍋を入手したので、牛スジブロック肉、赤ワイン、フォンドボーの元、野菜各種など買ってきて、煮込み料理に挑む。レシピに従って材料を投入し、まるで小さなエンジン音のような、調理器具とは思えない機械的な音を立てて、圧力鍋が蒸気を吐き出し…

言葉

RYOZAN PARK巣鴨の、保坂和志 小説的思考塾vol.4〈人称の問題〉へ。 「神の子が死んだということはありえないがゆえに疑いない事実であり、葬られた後に復活したということは信じられないことであるがゆえに確実である」という、根本的矛盾をはらんでいるか…

負ける

若いうちに、もっとたくさん、人に負ける経験をしておけば良かったなあと、いまさら思った。こう言うと今まで勝った経験しかないみたいだが、そんなはずがなくて、どちらの経験もごくわずかで、つまり今まで勝敗が決まるような場所をことごとく避けて通って…

若い女

今日、私は自分のやりたいだけしか仕事せず、あとは優雅に過ごしてさっさと帰宅しようと思ってたのに、蓋を開けたら全然そうならなかった。あらゆる仕事が、ほとんどベルトコンベアで流れてくるみたいに、ぜんぶこちらに襲い掛かってきて、それらを夢中で掴…