2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

曇り

光は鈍く色が淡い。空気が冷えている。 art space kimura ASK?で「井上実展」を観る。一見して、想像していたよりも、すっと見えるというか、きれいな印象を受けたが、その場に立って作品を見ているうちに、いよいよ自分の見ているものの先が見え始める。 見…

p1**p1*十月おわりまえいた

十月、終わりましたね。坂中さんの季節、到来ですね。は?ようやく、こうして、もとの座席に座って、元通りにしてます。朝、家を出て、歩き始めて、大きな通りを渡って、歩きはじめてすぐ、下を見たら車のタイヤに踏み潰された何かがベタンと路面に貼りつい…

assign

時間が来ると、いっせいにタスクの取り合いがはじまるんだよ。 溜まってるリストがどんどん取得済みになって。 すごい勢いで、わらうよ。 でも、時間前に取るのは反則らしい。そこは暗黙の協定があるらしい。 もちろん前の日の夜に取るのもダメ。 それはすご…

スキンケア

今日の夜は、帰りの電車が妙に空いていたのはなぜなのか、単なる偶然か。最寄り駅の人通りもいつもより少なく感じた。寒いからかしら。今週も忙しい。五分前に何の話してたのか忘れるくらい、いろいろと錯綜している。前から気の進まなかったことも結局実施…

寒さ始まる

肌寒い一日。ちょっと薄着で出かけたら、かなり寒かった。いつまでも寒くならないと思っていたけれども、さすがにもう終りか。今日が最後だったか。

古谷×柴崎アーティストトーク

吉祥寺 百年で「人体/動き/キャラクター」アーティストトーク。古谷利裕×柴崎友香へ。面白かった。下記はそのトーク内容の影響を受けて自分の中で(これを書いてる今)勝手に考えたことだが、絵を描いていて、ある形状、またはあるフレーズ、あるひとかたまり…

週末の果て

劣悪な音質液晶画面の光電車が駅に着いた。ドアが開いて、出口へ歩く。エスカレーターの歩いてる方の列にに付いてばたばた駆け下りる。ぐしゃっとした人の塊。中央口。人と人が、電子と粒子みたいに行ったり来たり。人間が余って、人間が余って、もうこれ以…

コーヒー、お茶

会社で、午後三時を過ぎたあたりで、席をはなれて自分のロッカーまで行き、ロッカー内に置いてある明治のアーモンドブラックというチョコレートの箱を開けて、一つ取って食べると、これがほんとうに、身体全体に染み渡るような、チョコレートというもののも…

仕事はばたばたと相変わらずで、かつ今後を考えるに、どうにも悪い予感がする、悪い予感がするなあ、、という予感がする。でも今後の時局が如何なる変動を見せようが、こと仕事に関して向き合う上では、この私が、華麗にしなやかに、浅はかに軽薄に、逃げ支…

ゴムボート

ゴムボートを買おうかと思ったけど、ゴムボートに乗って、たぶん荒川に漕ぎ出したら、かなり怒られるはず。中川でもやはり怒られるはず。水元公園とみさと公園のあいだを流れる川を渡ろうとしても、たぶん怒られるだろう。浜離宮公園から海に向かって漕ぎ出…

水元の犬

水元公園で、木の下にピクニックシートを敷いて、そこに寝そべって酒を飲みながら持参した本を読み散らかしていた。途中、西日が強烈に差し込んできて眩しかったので、上体を起こし、光に背を向けた姿勢で読み続けた。妻が少し離れたところからその様子を写…

織田作

先週、織田作之助「聴雨」今日は「世相」「可能性の文学」と読む。昔の人は上手だ。無頼とか戯作とか言う言葉の意味が、むしろ今となってはよくわからない。ふつうに面白い。何ヶ月も前から、一日1ページずつくらいのペースで読み続けている酒井隆志「通天閣…

皆さん

帰りの山手線のなかで、女の子たち五人くらいがきゃーきゃー楽しそうに話しているのを聴いていた。中国語っぽい会話で、たぶん皆アジア系外国人である。たまに日本語というか、日本語の固有名詞が混じる。たぶん学校の話をしている。駅に停車するたびに、一…

シェフ

はじめて行った店で、とくに一人で、コースで食事をするときなど、最後のコーヒーと共に店主が席まで出てきてくれる事があるが、そういうとき店主が「こいつ何者だ??」という気持ちを少なからず持っているのを、客の自分はかすかに感じるものだが、そうい…

小田原

月曜日夜から研修施設で計二泊してさきほど帰宅した。はじめて東海道本線のグリーン車に乗った。疑似旅行みたいな二日間。こういう、何時間か電車で移動して、すごく辺鄙な場所に泊まって夜は部屋にいるだけみたいな時間だと、完全お一人様モードで、さぞた…

深津さん

岸辺の旅の、深津絵里さんの、この物語が始まる前の、夫が失踪していた三年間のことを知りたい、というか、深津絵里演じる登場人物のその三年間のことが好きだ。 それにしても夫の幽霊は幽霊になっても自分のことしか考えてないではないかと思うが、いや、待…

岸辺の旅

MOVIX亀有で「岸辺の旅」を観る。主人公である深津絵里の主観的世界がずっと描かれているようでもあるが、幽霊的存在をこの私がどのくらい許し、他人がどのくらい許すのか、その他人を、この私がさらにどのくらい許すのか、という、許容にまつわる話だと思っ…

キルデビルヒルズ

ライト兄弟の飛行写真 http://www.theatlantic.com/photo/2014/08/first-flight-with-the-wright-brothers/100796/ とくに、下の写真が、ほんとうにすばらしい。彼らが手で支えている揚力。たぶん百年という時間とか、生命とか、概念とか構造とかが、その指…

人体/動き/キャラクター

吉祥寺・百年で、古谷利裕展示「人体/動き/キャラクター」を観る。壁に掛かった紙、キャンバス、板に描かれたの作品群を見ていると、しだいにかたちとして何組かのパターンがみえてくる。線と線の関係がそのままパターンとして認識され、一個の型にされてし…

三時

三時はいいね。もう三時か!と思うし、まだ三時でよかった!と思うし、もう三時だから、取り返しがつかない!と思うし、もう三時だから、あとは野となれ!と憂うし、三時ならもうしょうがないわけだから、まあ、そういう時間だし、そろそろ、近所迷惑だしね…

折り畳み椅子

最近お店でふと折り畳み椅子を見かけると、ついしげしげと見てしまう。かなり小さく折り畳めて筒状になったのを肩にかけて持ち運べるようなやつで、開くと肘掛まであるようなちゃんとしたディレクターズチェアみたいな形の折り畳み椅子。こういうのを一個ほ…

声の違い

近くにいた人たちの話し声が聞こえてくるのを聞いてたわけでもないけど、聞こえてくるので、男と女の声って違うなあと思って、それでなんとなくネットで検索したら、yahoo知恵袋(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1255020022)に…

火曜

火曜日である。面白い。火曜日は月曜日と違う。やっぱり、色が違うのだ。もちろん水曜とも木曜とも違う。色がな。なんだろうこれは。不思議だ、電話をかけてくる人間の種別が違うし、問題の起こり方が違うし、皆の想像している出来事の推移予想のスピードが…

He He He

「なんか、老けたよね。」と言われて「え?誰がです?」と聞き返したら「僕が。」と言うので「突然何言ってるんですか、急に鏡見たんです?」と言うと「へへへへへへ。」と笑っている。たしかに、髪の脇の部分が、かなり白くはなった。部長は。 でも、だった…

小野里の話

かなり前から、ずっと小説のようなものを書いている。このブログも、ブログなんだか日記なんだか、小説なんだか、よくわからないようなものだとは思うが、このブログとは別に、もうちょっと長い、ひとつらなりのものを、ちまちまと書き続けていて、それが小…

新宿・駒場・ハウル

新宿ピカデリーで「黒衣の刺客」を観る。ホウ・シャオシェンを観るのが超久々だったのと、殺し屋の話だというので、いったいどんな映画?と思っていたが、はじまってみたらまさにホウ・シャオシェンで、これはもう僕としては、始まって五分くらいですっかり…

パクチー

柴崎友香の「よう知らんけど日記。」(https://lmaga.jp/series.php?id=9)を読んで、アスパラでおしっこのにおいがどうなるのかは知らないけど、アスパラの茹で汁がそれだけで飲んでもすごく美味しいというのは知っている。というか、茹でると飲む。…こういう…