2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

室内画

今日は、ものすごく久しぶりに絵を描く。と言っても、クロッキーブックを膝に乗せて鉛筆でざーっと描いていただけだけれども。 しかし、それでも久々の絵だった。午後いっぱい、思った以上にやった。ほんとうにひさしぶり。もう何年も会ってない久しぶりの人…

Close To The Edge

その後、ひたすらイエスばかり聴いている。聴いてないときでも、Siberian Khatruが延々頭の中で鳴り響いて片時も止まらない。なんてやかましいギターなのだ。粘りがあるのにきびきびと歯切れの良い、このギタートーンはほんとうに最高だ。いいかげん、そろそ…

Button

ファミコンのマリオとかは、もう、あまりおぼえてないけど、船から陸地に上がるとか、空から着地して地面に移るとか、ボタン押下で、すごかった。それを言ったら、ゼビウスもそうだ。ボタン一発で、空爆しまくりだ。僕も子供の頃は、さんざん空爆しました。…

シュークルート

シュークルートが食べたい。と、先週くらいからずっと思っている。なぜかはわからない。ソーセージと一緒のやつがいい。いや、違うな。むしろソーセージを、食べたいのではないだろうか。腸詰め的なものが、その、膜の張った感じだろうか。しかし、肉はなぜ…

聴きやすい

Apple Musicはほんとうに何でもあって、とくに古いものが、唖然とするくらいやたらといっぱいあるので、どうしても、そんなのばっかり聴くことになってしまう。なんか、これはもう、この部屋にあるものだけで、もう僕の人生はもう充分ですと言い切ってしまっ…

「Progeny」Yes

何年か前に書いたYes「危機」にまつわる文章(http://d.hatena.ne.jp/Ryo-ta/20110925/p1)。また、このバカバカしいやつの続きを書きたいと、今日は強く思った。なぜならイエスのライブ盤「プロジェニー:1972 ライヴ」を、朝っぱらからデカイ音で聴いたからで…

秋刀魚の味

「秋刀魚の味」をDVDで。岩下志麻のうつくしいこと。それだけでなく、笠智衆が勤めている会社の、ちょっとだけ登場するOLたちがどの人もみんな美人だ。最近の洋服がそういうスタイルだからかもしれないけど、映画に出てくる女性たちの服装が、今見てもまった…

卓上

夜になると雨が激しくなって風も出て酷い天気になるとの予報を聞くが、午後三時頃から出かける。 図書館で本を返して、また借りる。結局鞄が、重さが、行きも帰りも変わらないじゃないか。しかも、これ、ほんとうに読むのか。最近図書館内で読み耽ってしまっ…

早く寝たほうがいい

午前一時の時点で起きている時点でもうだめだ。明日は絶対に、遅くとも0時には寝る。誰が何と言おうと、眠ってやる。諸君の死体の上で踊ってやるよ。だって眠らないと、次の日眠いのだ。わかりきったことだけれどもな。それを見てみぬふりする欺瞞には、も…

Spoonful

朝が昨日の続きでまだずいぶん暖かくて、思わずコートの裏地を取り外してマフラーもせずに出かけてしまったが、帰りは強烈な寒さだった。週末に買って茹でたロマネスコが大量に余っていたのを妻がシチューにした。シチューの中でロマネスコはほぼ原型をとど…

破壊しに、と彼女は言う

昨日もそうだったが、今日も外気温が衝撃的といって良いほどの暖かさで、こういう天候だといつも忘れていることすなわち我々はいつでも常に巨大な動きのなかにいて、季節が巡り、容赦なくまた「次」が来るということがはっきりとわかって、しかも過去にも何…

若林奮 飛葉と振動

府中市美術館にて。この作家をどう捉えるのか。彫刻家とも言えるし、素描家とも言えるし、他にも色々言えるだろうし、そのどれでもない、何か色々と考えていただけの人とも言えるだろうし、ただしこの言い方だと、人が主体になってしまうのだが、そうではな…

オーブン・トースター

午前二時半。時計の針が、右向きの、二のところと、もう一本は、下向きで。このかたちを見ると一瞬、はっと熱いものを想起させられる。オーブン・トースターの温度設定のような、何百℃で何分か、そのツマミをぐいっと回して、今それが加熱をし続けている。ト…

竹橋で

東京国立近代美術館で恩地孝四郎展。かたち。すなわち、いったん遅れてやってきたモノたち。一つ一つが、まるで孤児のようだ。僕はもう、人間をやめたいというか、人間の良いとか悪いとかは、もういいよと言いたくなる。人間のワサワサした場所の問題じゃな…

一幅の絵

ロラン・バルト「表徴の帝国」発表は一九七〇年、バルトの訪日は一九六六〜八年の間に数度ということで、ここにとりあげられている「パチンコ」は、まだ手打ちの完全アナログ式で、しかもパチンコ屋そのものが、まだ立って遊戯するスタイルの時代なのだった。…

モデラート・カンタービレ

デュラスの「モデラート・カンタービレ」を読んだ。これ、いいですなあ…。 海岸通りにあるカフェで、夕方から夜にかけて、工場の終りの時間になると一斉にサイレンが鳴り、その後しばらくすると労働者ががやがやと集まってきて、カウンターで酒を注文し、義…

ゲーム

若い子と話していて、休みの日は一日中ゲームやってるというので、どんなゲームをやってるのか聞いたら、スポーツ系のゲームだけど自分がほとんどプレイするわけではなくて、AI同士を闘わせて、それをひたすら観ているのだそうな。なるほど、そうか、そうだ…

BARBEE BOYS

先日からなぜか唐突に、バービーボーイズをくりかえし聴いている。というのもApple Musicで「LIVE at SHIBUYA PUBLIC HALL 1985.09.29」というライブ盤を見つけてしまったからで、バンド初期の演奏の実況録音であるが、これがたいへん、演奏が良いのだ。各楽…

地面

下を見ながら歩いているときの、地面の流れの早さ。上から下へ、すごいスピードでスクロールする。歩道の、タイルの一様なパターンの何千回ものくりかえしと、水の濡れた跡だの、汚れだの、ペンキで書いた跡だの、マンホールの蓋だの、たくさんの要素がやた…

ロープウェイ

Nが僕のコートを着て、エレベーターホールを後にしようとしている。貸したおぼえはないのに、なぜ僕のコートを着ているのか。さっき、貸すって言ったっけ。周囲に人がいなくなった。仕方がないから上着無しで昼食に出ようと歩き出す。しばらく歩いて、いつも…

テンプラニーリョ

天ぷらが食べたい。週末は家のノートをwindowsを10にして、あと最期に、もう一台自分のマシンを買って、それを買ったら、あとはもう何十年も、何も買わないで、家で静かにすごそう。

思いは遥か

今月からはなるべくがんばってブログを書かない。つい書いてしまうこともあるだろう。だから、なるべく遠ざけておく。子供の手の届かないところに置くべきだろう。耐震準備を怠るべきではない。普段の気の緩みが、慢性的な習慣病の、ひとつの所謂骨格を形成…