Keep on Movin'


開催中の展覧会について、画家の古谷利裕氏が「偽日記」で取り上げて下さいました。ご来場下さった事、取り上げて下さった事を感謝いたします。ありがとうございます。


展示も4日目ですが、前半はほとんど在郎していなかったが、それでも少しの時間だけでも、自分の作品が社会に晒されているという事の、想像を超えた色々な事を経験した。勿論傍目には何も起きていないが、少なくとも今、作者の役割を担っている僕には、ほんの些細な出来事も全てかなり大きな衝撃に感じる。…まあ端的に云って、色々と考えるべき点が多々あるなあ、というところであるが、それでも絶対に譲れないという部分とか、そもそもの自分が、そう判断したという、そこに至らせた何物かの事を信じたいという気持ちとか、そういったものが交差し合っている。


しかし、自分自身をよく把握できていない事であるとか、誰もが暗黙のうちに守っている何かを無神経さで犯しているとか、…まあそういう可能性もあるのだとしたら、そういう滑稽感とかハタ迷惑な感じとか不安感であるとか、そういうのを丸ごと抱えて黙って前に進むというのだけが、「まっとうである」という事なのだと思う。地道さというか、バカ正直さというのか、ここは画家とかそういうの以前に、社会人として最低限守るべき姿勢だろう。。まあしかし、言うは易し。シンドイ気分もある。