照明に照らされた、ぶら下っているカードやレシートや手紙や何か。枯れた観葉植物の葉や、クリーニング屋のポイントカードや、JR東日本テレホンセンターの電話番号や、ほかにもいろいろ、干物のようにぶら下って、ゆらゆらと揺れている。部屋の中でここだけが、去年からかわってない感じがする。しょっちゅう色々と付けたり外されたりするから、もっとも変化に富んでるはずだが。