木曜日だと思っていたら、水曜日だった。しかも朝も、昼休みのときも、今日は木曜日だと思っていたし、さっきもついうっかり、そう思っていた。それだけたびたび木曜日と思っていた、ということは、つまり今日は大体木曜日だと思っていたのだ。だとすれば明日は金曜日のはずだが、そうではないことに気付いて、あっと思うのだ。それが一日のうちで二回、いや三回も…。やはり明日が金曜日じゃないとういうことには気付く。なぜか気付くのだがなぜだろう。気付かないときもあるかもしれないが。明日は金曜日だと思いこんでいるのに、今日がちゃんと水曜日であることをわかっている、ということもあるのかもしれない。今日が月曜日だと思ってることも、あったかもしれない。曜日というものも大体、肌で感じるものだとも云えるのかもしれない。だからそうやって度々間違いが発生することもある。ちなみに月末が30日までか31日までかを、どの月がそれぞれ何日までかを憶えておくことは難しい。これも実際は大体、人間が肌で感じるものではないか。今月はたぶん31日までだろうとか。31日まである月は一年のうちで8月以外に何月があるでしょう?という、とてもいいクイズを思いついた。これは正解率がおそらく35%くらいではないだろうか。いや、もっと低いかもしれない。ちなみに、ここまで書いて、始めからこうして読み返していても、今日は水曜日、という記述にあたると、一瞬えっ?!うそだろ?という気持ちになる。