2008-05-30から1日間の記事一覧

窓枠に座る女

墨東綺譚の中盤。三日ぶりに外に出た主人公が、玉の井の私娼・お雪のもとへ急ぐ。いつもの窓にお雪の顔が見える。 今夜はいつもの潰島田ではなく、銀杏返しに手柄をかけたような、牡丹とかよぶ髷に変わっていたので、わたくしは此方から眺めて顔ちがいのした…