いま、もう夜中の二時になった。ではその翌日の朝七時、屹然と各花弁の向きを空に対して水平に保って咲いている紫陽花。枝から分かれた花すべてが、その方向のルールを厳格に守っている。咲いているというのは、人間から見たら静止しているだけのように見え…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。