無言のままだった。向かい合っていたわけではなくて、カウンターの端と端に座っていただけ。お互いに関心を向けず、挨拶はおろか目を合わせることさえせず、それぞれ一人で店に来たのだから、勝手に着席して、思い思いにひとときをすごすだけと言わんばかり…
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