古谷利裕「ライオンは寝ている」(早稲田文学 2021秋号)を読んだ。 わたしがいて、姉がいる。弟だと姉の言う男がいるけれど、その男はわたしには見えない。あと、おそらくわたしが「兄さん!」と呼びかけたい、そんな存在がいる。 かつてトナカイだったわたし…
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