2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

社長とか、経営者とか、店主とか、いわば雇用する側の人。彼らは雇われ人を、できるだけ効率的に働かせて利益を生もうとする人たちで、その労働力をなるべく効率的に換金することに躍起になってるとも言えるが、それと同時に、彼らこそは法人、組織の擬人化…

内容の雲行きが怪しい、内心不安だ、どう転ぶのかわからないし、自分がどうふるまえば良いのかもわからない、悪いがこの会議に自分と一緒に参加してくれないか、必要に応じて助太刀してくれないか、少なくともその場でこちらの立ち位置だけは説明したいのだ…

水泳時に使ってるウォークマンの電源が入らなくなった。また買い直しか、水泳を始めて以来、これまでいったい何台のウォークマンを壊してきたのか…とため息まじりに現行機価格など確認しようとしてよくよく考えたら、自分は前回購入時に、こんなこともあろう…

テレビ中継で見たセーヌ川、川幅は隅田川と同じくらいだろうか。手を振る人々で満載の、大小さまざまな屋形船が、幾艘も連なり行き過ぎていくのを見て、パリは浅草に似てると思った。京都ではなく、東京の川だ。 いつしか降り出した雨は、次第に雨脚を強め、…

この炎天下を歩いて買い物に出るのは無理と思いレンタルサイクルを利用。久々の自転車はじつに爽快。電力による加速アシストが効いてるのが大きい。これのおかげで半ば自動走行のような快適さが味わえる。各道程を速やかに走り抜け、あっという間に目的地が…

Amazon Primeでベルナルド・ベルトルッチ「暗殺の森」(1970年)を観る。 ひとくちに秘密警察とかファシストと言っても色々いるのだろう。口だけのやつもいれば、政治策略だけのやつもいれば、行為だけのやつもいる。 行為に及んでしまう、それにどっぷりの連…

インスタグラムの動画で、若い女性が高級車を運転してる様子をたまたま見ていた。 それが誰であれ、どんな車種であれ、マニュアル車を運転してる人の姿は、僕にはどこかなつかしい、仕事中の人間の仕草に見えるところがある。自動車を動かすために必要な、人…

モネが屋外で、変化し移ろいゆく光や物象を目で追いかけ制作する。あるいはセザンヌが強風のなか樹木の幹へ、ターナーが船のマストへ、自らの身体を固定物に縛り付けた状態で制作する。 彼らはいずれも、過酷な環境下で出来るだけ正確な観察機械になろうとし…

ある人物が、良識や道徳にとらわれないで生きられるとしたら、それは良識や道徳に匹敵するほどの強い柱が、その人物の内側を支えているからか。たとえば巨万の富や権力が、それを担保してくれることもあるだろうか。 もし「赤い靴」の少女が、自らの踊りで巨…

子供の頃に読んだ、いわさきちひろの絵本、アンデルセン「赤い靴」の最後の場面。行きついた果て「こんな私でも天国へ行けるでしょうか?」とささやき、最期は天に召されていく。この沈鬱さが"感動"だとは、何によるすり込みなのか。しかし自分も含めた大多…

安井曽太郎「金蓉」を観る。いかにも安井曽太郎という感じのする、ややのっぺりとした生っぽい絵の具の質感、こなれてなさ、みたいなものが、どうも気の落ち着かない居心地のような感覚を返してくるのだが、たぶんこの浮ついたような絵の具の質も、必要だか…

夜の七時前後になって、遠くの空から連続して爆発音が聴こえてきたので、今年の花火大会が予定通り始まったのかと思った。しかし花火大会は中止だったらしい。あれは雷の音だったのだ。 夜の空が一瞬だけ昼間のように明るくなり、がらがらがらっと、岩の転が…

まったく寝耳に水の、某アップデート障害に翻弄された一日。一時は土日返上もありうるかと思ったけど、何とか今日だけでおおむね終わった。昨今のPCはストレージが暗号化されてるせいで、セーフモードで起動させるのもかなり手間が掛かるので余計に手間と時…

数日前、まぶたにものもらいができ、ぼおっと腫れたようで鬱陶しかったのだが、薬局で買った目薬をこまめに挿していたら、翌日には早くも回復のきざしが見えたので、その日は予定どおりジムで水泳もした。妻に話すと、ものもらいなのに水泳なんて…と驚かれた…

学生の頃の自分を夢に見ることはたまにある。でもほとんどの場合それは半分別世界と入り交じっている。登場人物も必ずしも現実に出会った人とは限らない。なのでそれが学生の頃である根拠は乏しいと言ってもいい。しかし夢を見ている自分にとって、それはま…

オペレーションシステムのように、人間にも適宜、修正パッチがあたって、そのたびに脆弱性や不具合への対処がされて、それを世間的には経験を重ねたとか成長したとか言うのだとする。ただしおびただしい数のプログラムのすべてがあらたに置き換わるはずもな…

新宿駅を歩いてると若い人が多いと思う。紀伊国屋書店にいる客もだいぶ若いように思う。若いだけでなくて、やはり新宿近辺をうろついてる人々は、ちょっと一癖あるような、只者ではない感がある、とまで言うと大げさだけど、何か緊張をともなう特別な活気を…

ドゥニ・ヴィルヌーヴ「ブレードランナー2049」(2017年)を観る。ひじょうに見ごたえあって面白かった。とはいえ話自体は特筆するほどでもない。過去にレプリカントが妊娠・帝王切開による出産した事実が明かされ、その実の子かもしれない主人公が父親かもし…

ギャラリー「空豆」で井上実展。千束池駅から歩いて数分の場所なのだがその手前、駅前に広がる洗足池公園がすばらしいロケーションだった。ちょうど天候も崩れず暑すぎずで、予約した時間まで池のほとりのベンチに座っていたのだけど、このままいつまでもこ…

Amazon Primeで、ジョン・タートルトーブ「MEG ザ・モンスター」(2018年)を観る。…そうか、この人がジェイソン・ステイサムなのか…と思った。 巨大サメが出てくるのだが、サメのサイズ感がよくわからないというか、超巨大だったり、そうでもなかったりする。…

水浴あるいは水泳、それは人間が古代からたしなんできた行為だろう。洗浄、衛生、あるいは遊戯、あるいは運動競技、人間はたびたび水辺に近づいて、衣類を脱いで、裸身を晒してあるいは隠して、あるいは水着を着て、そのとき人間は、あえて脅威に近づく。警…

新川崎駅は再開発の街、タワーマンションと商業施設の街なのだろうけど、駅そのものは古くてこじんまりとしていた。建ち並んでる建物はどれも巨大で壮観だけど、なぜかすでに古めかしさをたたえてもいるような感じもある。築数年から十年くらい、そのくらい…

父親は遊んで暮らしてるような人だった。金があって遊んでるなら問題ないけど、貧乏なのに遊んでるから困ったものなのだった。ただしあぶく銭が、ふところにあるときだけ、気が向くと父親らしい振る舞いを息子である僕にしようとした。でもそれは父親という…

暑いと休みの日であっても家に引きこもりがちになる。 日がな一日、公園のベンチに座ってる老人。でもこの炎天下では、彼らだってひとときも座ってはいられないだろう。そんなとき彼らはどうするのか。自分もいずれはそうなるとしたら、どこへ行こうか。 公…

果物売り場に桃が並び始めた。桃、あるいは柿、金柑、この手の果物を、生ハムとか、水切りしたヨーグルト、青野菜などに合せて、あとは塩や胡椒やオイルやビネガーやハーブで調味して食すことが多い。 こういうのは、昔の自分なら考えられなかったけど、今は…

もしビーチ・ボーイズが一篇の映画であったなら、主演はブライアン・ウィルソン、もうひとり(悪役)がマイク・ラヴ。 そして準主演が、カール・ウィルソンと、デニス・ウィルソン。とくに60年代の終わりから70年代にかけて、ビーチ・ボーイズはカールの声、と…

久々にEさんと会食。上野の寿司割烹みたいな店。まあこんなものでしょという感じだったけどEさんはご不満で、店を出てから文句ばっかり言ってた。まあ、たしかにちょっと、割高ではあった。ただ量については、自分としてはあれくらいの方がむしろありがたい…

ビール飲みにいかないかと上司に誘われる。今日はビール半額の日なので、横浜スタジアムで野球見ながらビールを飲もうというのだ。面白そうなので付き合うことにする。野球場でプロ野球の試合を見るのは、たしか小学生時代に西武球場に連れて行かれたとき以…

電車の中で騒がしい彼ら、でもさっきまでの自分らは、彼らとほぼ同じだと思う。少なくとも、もし山手線が我々の会話を聞いてるなら、誰彼問わず、すべて同じに聞こえるだろうと思う。 みんな山手線に甘えすぎている。山手線に対して、毅然とした態度を示さな…

まだ暗くなりきらない空と窓の光が、このあと訪れるはずの調和を待っている間に、屋上のビアガーデンはもう開いた。写真に騙されるけど、ほんとうは寂れていて、うら寂しい場所なのだ。テラス席っていうのが、大抵そうなのだ。何か物悲しい気持ちにさせる。…