ばたばたと働き、ぼやっと、お金に関して不安に感じたりとか…


いやーな夢を見た。戦争の夢。僕がこれから出兵する。僕は朝起きて、いよいよ今日が来てしまったと思う。でも未だ強烈に眠い。まだ布団の中に居たい。でも起きて、ストーブのスイッチを入れる。妻が朝方まで掛かって準備してくれた恐ろしく綺麗に折りたたまれた軍の装束衣装を着る。まだ早朝なので僕はそれを着ながら、まだ寝惚けていて事の重大さとか緊張をさほど感じられない。妻は忙しく立ち働いている。妻の姿を見るのも、今日が最後かもしれない。


なぜか妻のご両親が玄関にこられて、僕の出征に際して儀礼的な祝辞を述べる。僕は「まあ成る様にしかならないですから」とか言う。


妻は忙しい。ぼやっとした感じで、次々とやるべき事をし、支度を整えている。僕が出掛けられるように、細々したものの準備。ちゃんとした兵隊として、恥ずかしくないだけの、僕が外で恥をかかないような、最低限の支度を、ぼんやりとした顔でしてくれている。


七五三的に着飾った僕は、いざ出陣の支度を整え、不安の面持ちで、戦場へ向かう。いやだなー死ぬのかなー?と思いながら、とりいそぎ指定された目的地へと向かう。死んだら妻は不憫だよなと思う。朝早く起きて、あんなに細々と支度してくれたのに、それで出征させて、死んだら、僕はともかく妻は阿呆みたいではないか。近所の連中から笑われたりはしないだろうか?そんな事になったら辛くて適わんな。死んでも死にきれないな。耐え難いな。。などと思う。。