食間


薬を服用するときの用法で「食間」というのがあるが、あれは食事と食事の間を意味するのだと、はじめて知った。食事と食事の間。つまり、なんでもないひとときを「食間」と呼ぶのだ。いや、なんでもない訳ではなくて、たぶん食事、という行為からもっとも遠い状況に自分が置かれている、まさにそのときを「食間」と呼ぶのだろうと思う。「食」に関して、一番意識し辛い時間帯であるともいえる。目安としては食後約2時間のあたりなのだそうだ。食後約2時間を「今、食間である」と常に意識できる生活というのは、とても良いことだと思う。


ちなみに、僕は今日まで「食間」というのは「食事中」のときのことかと思っていました(実話)