かなり前から、岩波文庫の「ジョゼフ・フーシェ」を少しずつ読んでいるのだけど、あたりまえのことなのだろうけれど、フランスの王政時代や、フランス革命やナポレオンについて、ある程度知ってから、こういう人物の話を読むほうがおもしろいのだろうということを、今さらのように思う。たまたま最近、図書館で「フランス料理と批評の歴史」という本を借りてきて読んでいたら、これもまたフランス革命以降の話が基本で、フーシェの名前も出てきたりして、ますます、やはり知るべきはこの時代かと思う。ちなみに明日、amazonで注文した「牡蛎と紐育」という本が届くはずだが、おそらくこの本はさすがに、フランス革命と直接の関係はないだろうけど、読むのが楽しみではある。これはそもそも買うに至った経緯としては、amazonで「なか見検索」を使うと目次と序文と一章の出だしを少し読むことができて、で、その序文が抜群におもしろかったので思わず買ってしまったのだけれど、一章以降も同じようなテンションでおもしろいのかどうかはよくわからない。けっこう微妙かもしれない。