The Rolling StonesのJigsaw Puzzleは勿論好きな曲だ。高校生のときにはじめて聴きましてね。この詩には、ほんとうに驚いた。悪魔を憐れむ歌よりもこっちの方が好きなくらいだ。まあ、Beggars Banquetとか、Let It Bleedとかは、当時の自分にとってはひたすら神々しい、真理に近いような輝きを放つ作品であった。


しかし、実際にJigsaw Puzzleをやるのは、生まれてはじめてだ。昨日、酔っ払って買って帰ってきたやつだ。横浜風景の1000ピース。今日箱を開けてざーっと広げてみて、午前十一時からはじめて、そのまま止まらなくなって、四、五時間くらい休みなくやり続ける。


最初にざっと色でわけていく。端のピースは端へ寄せておく。そのうち、わかりやすいあたりから組み合わせていく。1ピースをじっと見つめて、パッケージ写真のどこらへんかを真剣に探して、組み合わせていく。



こんなに集中したのは、久しぶり。とりあえずやめて、立ち上がったら、頭も目も痛いし体中がばきばきで、あちこちで血行障害が起きていて、散々なコンディションになっていた。



この私が、まさかこんな風に休みを使ってしまうとは、こんな日が来るとは予想だにしなかった。まったく無為な時間を…。



しかも、完成に近づけば近づくほど、つまらなくなって行きそうな感じがして、ぼんやりと憂鬱な気分にさせてくれる。