呪いのホテル


久々に箱根にでも、ということで、去年の一月、でもたまにはちょっと違う場所に泊まってみるか、今までは必ず同じホテルに泊まっていたので、たまにはちょっと、別のところもいいよね、と言って予約をしたのが、その数日後に、父親が倒れて入院ということになり、出かける予定の日に病院に駆けつけるような事態となって、旅行は中止、ホテルはやむなくキャンセル、ということがあった。


で、あのとき行けなかったホテルを、また予約してみようか、となって、ふたたび予約をしたのが先々週くらいで、出掛ける予定は今週の金曜日だったのだが、数日前に突然、直属の上司が入院・手術となって、今週はひたすらばたばた、というか、にっちもさっちもいかないので、もはや何事もなかったかのようにぼーっとしている感じなのだが、それで状況的に金曜日も出勤かな、ということで、またもや旅行中止。ホテルもキャンセルした。


二回連続だと、さすがにどうも禍禍しい気持ちになるというか、何なのか?と思うのだが、ためしに来年も予約してみるかどうか、そこが考えどころだ。予約をすれば、必ず近しい人に災難をおよぼす、というのも困るが、それで自分が、確実に逃れようのない情況でじたばたしなければならない、というところが、そこが、一番キツイ。