忙中


昨日も今日もやたらと忙しい。何か間違ったスイッチをうっかり入れてしまったのかと思うくらい、まるで堰を切ったように、次々と色々な人が近くに来ては面倒くさい話を置いていく。わーっと躍起になってそれを片付けて、よし、これで少しクルージングできるかな、と思うと、また次の人が…。そんなことを繰り返す合間に、新人教育もやる。新人を丁重に扱うことが鉄則なのでそこには手を抜けない。かくして一日中ひたすら働きまくって、あっというまに夜になる。ああ、もう夜か、、と思っていると、また別の人がきて、そろそろ行こうかと言われて、今から会議の予定が入っていたことを思い出す。ぐえーっと呻きながら席から立ち上がる。