一日について


午後4時だとか、6時だとか、夜の9時とか、午前0時だとか…。一日は巡るけど、そのルーティンで、如何にフレッシュに生きていけるのか!!…をもうちょっと考えないといけない。大体わかっているのは、がーっと良い気分にさえ襲われれば、人生はそれだけで、ほぼ全く問題がなくなるのだという事で、そういう状態だけで結構数々の事をこなせるのかもしれないのであるが、まあ現実はそうもいかないのである。しかし、非常に泥濘に嵌って、なんとか出てきて、膨大なロスを負った事を認識した瞬間とか、その直後とかの不思議にすっきりとした気分というのは、これは意外と馬鹿にしたもんでもない。状況がどうとか、相対的に上手くいってるとかヤバイとか、そういうのはあんまり関係なくて、実はいつも重要なのは、今、この瞬間、気分が良いかどうかに尽きる。すごい細やかで配慮が行き届いていて、かつ大胆な行動も可能になるような、そんなコンディションを整えるには、それしかない。ちゃんと成果をあげていくには、日々をかなりルーティンワークの集積として積み上げていく必要があるのだけれど、それでもいつも常に気分が良い感じでいられれば最高だ。


話は変わるが、今日2時間しか寝てないよーとかいう人がたまにいるが、あれを言われるのが嫌いである。アレを言われると、なんか汚らしいものをばーっとかけられたような気がする。知らんよと思う。まあ色んな事情でそういう話なんだけど、俺聞きたくないとか思っちゃう。大体、睡眠時間を削るという理由が、まったく意味わからない。そりゃあ僕だって、今まで生きてきて睡眠時間を削らざるを得なかったときは何度もあるが、それでも自分にとって、そういうのはかなりな非常事態で、通常はあってはならない事だと思うし、もしそういう状況の翌日なら、ちょっと恥ずかしそうに、こそこそしてるべきだと思う。睡眠時間を削るというのは、空腹なのにご飯を食べないとか、寒いのに上着を着ないとか、そういう事と一緒で、なんつーか、すごい寂しくて頼りなくて、なんか悲しくなってしまうのである。そこまでして、それでどれほどの見返りがあるのよ。って思うし。


でも世の中には、ほとんど寝ないで平気な人も実在するのだから恐ろしい。朝から夜まで働いて、そのあと夜遊びして、明け方帰ってちょっと寝て、また朝仕事して…それが毎日。。とか、そういう人っている訳ですからね!僕、正直、そういうのを全然、すごいとかうらやましいとか思わないんですが、でもその人なりの筋は通っていて、それは爽快な感じがして良いと思う。そこまでいけば、不潔さはないと思う。っていうか、その人の構成が、そういう仕様なのだろうから。


まあその一方で、ある人が言ってた「朝起きるのが死ぬほど辛くて、もうこのまま殺してほしいって思うほど、起きるのが辛い。」という言葉に、かなりな共感を禁じえないのが僕である。朝は殺してほしい程眠く、そのまま午後4時だとか、6時だとか、夜の9時とか、午前0時だとか…一日が巡ってしまう。これがもっとも最悪。高校生の頃とか、こういう悪循環を崩すためだけに完徹して、翌朝学校でフラフラになって生活リズム崩したりとかの実験をして、その苦悩の只中に「剥き身の自己」を新たに発見するゲーム!を一人孤独に挑戦したりしてた事を、今ふいに思い出したが、全ては無駄でした。まあある意味、高校生のときより今の僕のほうがずっと若いかもしれない。