むしろ、こうしてPCの前にいる時間すらない方が良いのだ。そのほうが堂々と書かないままで済ますことができるからだ。困るのは、今このときのように、普通にPCの前にいて、その気があれば、5分でも10分でも、ちょっとその気になりさえすれば、なんでもいいから、とりあえず、何かは書けるでしょう?と仮に云われたとしてもなかなか反論できないような、こういう、すべてが終わる直前の、この中途半端な、こういう瞬間なのだ。こういうときにはっきりと、いや、今日は何も書きません、今日はもう寝ます。あるいは別のことします。と、そういう決断を下すのが、もっとも難しい。