今日は、山下達郎のライブ盤「JOY」をずっと聴いた。まあ、聴く前からある程度わかるけど、実にすごい、見事このうえない感じ。そして、自分でも驚くほど、最初から最後まで、ノリノリで聴いてしまえて、しかもまたはじめからリピートしてしまえるほどなのが意外だったけど、とにかくこれはすごい。とりあえず、この歌手を、今までテレビ他でさんざん聴いてきた、あの独特の歌声の、あの感じではなくて、それをとりあえず忘れて、今のこの音を、今初めて聴いた、これまでまったく無名の、ソウルに憧れている、デビューしてようやく一年かニ年くらいの、まったく誰とも知らない、よくわからない人の演奏だとして、そう仮定してあえて聴いてると、それだけで、いきなりとてつもない感動がおそってくる。The War Songから蒼氓、LA LA MEANS I LOVE YOUに流れるあたりとか、ほとんど昏睡死直前である。山下達郎。まさかこんなにちゃんと聴く日が来るとは想像もしていなかった。