納得

スルメイカのワタを使った味噌ベースのソースにイカの身と白菜大根などの野菜と豚肉をくわえた鍋物というか煮込みをつくったのが昨日。イカの味わいがしっかりと活用された、とても良く出来たレシピだと思った。今日はハヤシライスの原型ともいわれるミロトンを作った。タマネギを飴色に炒めてからトマト、牛肉、コルニッションのピクルスの刻みなど入れて煮込む。牛肉とトマトと酸味の組み合わせが、この味わいを作っているのだとわかる。昨日も今日も、あーなるほどそういうことかと納得出来る面白さがあってしかも美味しい。調理方法がそれほど手間いらずなのもいい。

我々の食生活においてヘヴィローテーション参照されている料理本のおもな著者としては坂田阿希子と、寿木けいが挙げられるのだが、今回そのラインナップに今井真美をあらたに加わえたい。『毎日のあたらしい料理 いつもの食材に「驚き」をひとさじ』を購入してから、すでにいくつの皿を食卓にのせたことになるかわからないけど、前述の二品も含めてかなりの頻度になるのはたしかだ。

訂正・追記

「ミロトン」掲載の本は、今井真美ではなく坂田 阿希子・皆川 明による「おいしい景色」でした。訂正いたします。