棚を買う


1500枚以上収納可能なCD収納用の棚を買った。数日前注文して今日届いた。自分が現状で一体何枚のCDを所持しているのか、数えてないのでわからないのだが、しかしどう考えても1500枚の棚では入りきらないのはわかっていたのだが、でもとりあえず部屋にCDが積んであるのが邪魔くさいので、買った。


さっそく組み立てて、さっそく部屋のCDを入れ始めた。ジャズとロックとR&Bとハウステクノとその他にジャンル分けして、かつアルファベット順にソーティングして並べ、かつ二軍落ちの(クローゼット内の収納ケースにしまわれてしまう)CDも選別する。非常に時間がかかり、結局、今日中には終わらない事になって、さっき中断した。続きは明日以降にやる。


しかしCDに限らず、棚というのは容量いっぱいにキツキツに詰めてしまっては駄目だという事が改めてわかった。お弁当箱にご飯がぎっしりと詰まってるような感じで、容量いっぱいにしてしまうと、取り出すのが思いのほか大変になる。とくに今回買った棚は奥行きが少し広めで、そこに奥側と手前で少し角度をずらした格好のトレイが付いていて、前後に2段重ねて、奥のCDは前面から見たとき背表紙の上半分くらいが少し見えるように作られているので、奥に入れたCDも発見しやすいという仕様なのだが、しかし少なくとも全容量中の3割は空けてあって、いや理想は半分くらいにとどめておいて、多少の空きスペースも確保しておかないと、手前のCDをちょっと左右にどかして、奥の1枚を引き抜くというのが、相当困難になってしまう!だからなるべく贅沢にゆとりをもった収納を心がけた方が良いです。


自分が持ってる音楽CDの中で、枚数の多いミュージシャンとしては、1.ジョン・コルトレーン、2.ジミ・ヘンドリックス、3.マイルス・デイビス、4.キングクリムゾン、5.キース・ジャレット…という感じだった。それぞれ数十枚という単位であるので、これらはある場所にまとまって在るという事がわかっていれば、探し出して取り出すのは容易であろう、という考えに基づいて、棚ではなくクローゼット内の収納ケースにしまわれる事にした。要するに2軍落ち扱いなのだが、でも数が多ければそれでも良いのだ。


しかしどのCDを見ても、別に懐かしい訳でもないし久々に聴きたいと思う訳でもない。というか、なんだかんだ言っても昔から今に至るまで、聴きたいものはわりと頻繁に聴いてるし、そうでもないものは聴いてない。「こんなCD持ってたんだ!全然忘れてた!」みたいな事はまったく無い。20年近く前から今に至るまで、どれでもほぼ全部、おおよその概要はわかっていて、その意味では「忘れていた過去との新鮮な出会い」みたいなものは皆無なため、ある意味退屈な作業という感じ。。