起きて、寝て、起きて、寝て。一日が過ぎて、また一日が過ぎて、また一日が過ぎる。一日のことを一日で終わらせる。昨日のことは昨日のこと、今日のことは今日のこと、もし、昨日の仕事と今日の仕事が、全然違ってしまったらどうしよう。でも誰がそれを違うとわかるだろう?同じか違うかなんて誰も知らない。手が届かなかったとき、むしろその距離感に触れたのだ。でも朝が来たら、朝は朝で、朝になったら、今日の仕事は昨日の続きではない。今日から見た昨日があるだけ。これからあれをやって、あの件はこう、と考えて、でもそれは全部、今からあたらしい考えだ。朝だから考えついたことがある。だからそれはやっぱり、気分であると同時に、昨日と今日でもう既に場所が違う。そう。既にそこにはいなくて、声も届いてない。もし手がかりを見つけられず困ったり動けなくなったら、遠慮なく誰かに相談してみて下さい。