たしかに、ものすごい雪で、朝になったら、ほぼ雨だったけれども、一面真っ白だったし、登山靴を履いて出勤である。でも、電車はすーっと動いた。かなり遅延してたらしいけれども、僕が乗った時間から、僕が降りた時間までは、だいたいいつもどおりで、だからあまり事の重大さを感じずに出社したら、会社に、誰も居なくて、びっくりした。新人の女の子と、軽く新人の男の子が二人いるだけで、じゃあ、しばらく三人でがんばろうか、みたいな感じになって、でもすぐになんとかなったのだけれども、一瞬、これは緊急事態だわ、すごいわ、と思った。雪には、弱いね、ということだった。帰りは、路面がすでに凍っていて、明日が思いやられる。まったく、これほどまでに、急激に冬か。
