休日朝

毎日寝る時間と起きる時間をAppleWatchに設定してあるので、寝る時間が近づくと、そろそろ寝る時間だぞと催促され、時間を過ぎるとAppleWatchもiPhoneも薄暗く「消灯」してしまうので、消灯時間を過ぎてスマホに触れることに、軽いうしろめたさを味わう。

目覚めると、iPhoneに「おはようございます」と表示され、睡眠時間は目標値を越えましたとか、今週の睡眠時間は先週までとくらべてどうとか、色々教えてくれる。データを見ると、睡眠とみなされた時間はけっこう細切れになっており、予定時間に横になったとしても、目標睡眠時間に届くのはなかなか難しい。

金曜と土曜の夜は、この設定をOFFにしている。なのでいつまでも起きていて良いし、いつまで寝ていても良い。ところがそんな朝でも身体はしっかりと習慣通りに目覚めてしまい、かつ平日のように起きねばならぬという義務感に迫られていないため、かえって眠りを継続させるための緊張感を解いてしまい、むしろいつもに増して早起きしてしまいがちなのだ。睡眠時間を確認すると、四時間とか三時間とか、あきらかに眠りを途中で放棄した感があり、こんなことでは今日が寝たり起きたりを繰り返す動物の一日ではないかと我がことながら呆れる。老人的でもあり子供的でもある。