坂田尚子の「FLOWER CLOUDS」を銀座山野楽器のCDフロアで偶然見かけて、坂田尚子という音楽家をはじめて知ったのは今から十年前のこと。その場で視聴して、これはいいかもと思って、そのまま購入したのだった。自分の場合そういう購入の仕方は稀なので、今でもよくおぼえている。

いまふたたび聴き返して、やはりいいなと思う。冷たくて静謐な抒情性と、無機的で不協和音的な要素とのバランスが絶妙なのだ。

https://www.jazz-sawano.com/cdn/shop/products/AS129.jpg?v=1516144484&width=600

FLOWER CLOUDS - NAOKO SAKATA TRIO – 澤野工房

以下の映像ははじめて観た。

www.youtube.com

jazzahead! 2013 - European Jazz Meeting - Naoko Sakata Trio

ヨーロッパを拠点に今も旺盛に活動しているようで、僕は最近の音は未聴なのだが、アルバムジャケットを見るかぎり、なんかすごい方向へ行ってしまった感もあるが(というか、もともとそういう志向の素質を濃厚にもっている人が、まさにそっちへ進んでるということなのかもしれないが)…このあと順次聴いていきたい。